春頃、食物アレルギーで困っている九州の患者さんからメールをいただきました。
今はネット社会。インターネットで調べれば、どの病院が食物アレルギーに力を入れているかすぐに分かります。
思い立ったが吉日とばかりに、すぐさま受診されることも多いのでしょうが、まずは当院にメールがありました。
やはり、背中を一押しして欲しいということもあるのかもしれませんし、行ける範囲でどの病院が一番いいのか知りたいってこともあるのかもしれません。
親御さんの受診可能な病院の中に、私の勉強させていただいた福岡の病院もありました。春のアレルギー学会の時に、その病院の先生に患者さんのことを紹介し、お願いしてきました。
それを受けて、まもなく受診されたとメールをいただきました。食物負荷試験の予約もされたようです。
つい先日のメールでは、無事に負荷試験を終えることができた。どれくらい卵を食べられるか分かり、とても助かったということでした。
もちろん、当院の近くの患者さんなら自分で引き受けるのですが、遠くの患者さんでは対応しきれません。
食物アレルギーは、負荷試験をやる小児科医が増えてはいますが、敢えて言えば上手い、下手があるように思います。もちろん、経験豊富な医師の方が安心して任せられます。私も相談されたからには、患者さんを危険な目に遭わせる訳にもいかず、よりキチンと負荷試験をやってくれる先生のところを紹介したいと考えています。
食物アレルギーは、いい加減に対応している医師がまだまだ多く、私が少しでもかかわることで、より適切な医療に出会えるならとても嬉しいことです。
今回は九州ととても離れていましたが、ネットでつながっていると実感できました。こんな感じの問い合わせであっても、私は嬉しいなと感じます。困っている方の力になりたい、そう思っています。


