いよいよ、当日です。
まもなく新潟市へ向けて出発します。天候は曇り。告知は頑張りました。あとは、1人でも多くの参加者があり、各々が十分な収穫を持って帰っていただければと思っています。
当院の場合、土曜日は市外からの受診も多く、もしかしたら普通の小児科の倍くらいの受診があるため、土曜を休診にするのは経営上は痛いです。参加費無料にこだわり、すべての費用を自前でやっていますので、我ながらバカだなと思います(汗)。
当院は、アレルギーにこだわる以前に「小児科」です。アレルギーは一生懸命やるけれど、それ以外はダメだよねとは言われたくないと思っています。小児科を一生懸命やった上でのアレルギー科だと捉えています。
昨日、10代の患者さんが受診されました。熱がもう3日続いています。実は2日前に熱と咳で受診されています。この時は学校にマイコプラズマがいるということで、マイコプラズマの検査を行っています。
マイコプラズマも医者によって検査法や治療法が大きく違います。当院は、喉を綿棒でこする検査を採用しており、溶連菌の検査のように医院でも調べることができます。正確性は高い検査とされています。
一昨日は陰性でした。その後も熱が下がらず、咳も多く出ると再診されました。肺炎を疑う状況です。カルテを見て、ちょっと安心しました。マイコプラズマの検査は陰性だったけれど、状況的には否定できず、マイコプラズマにとてもよく効く薬を処方していたからです。
胸のレントゲンを撮ると、肺炎までは認めません。マイコプラズマを再検すると、今度は陽性に出ました。前回は陰性だったけれど、実はマイコプラズマだったというパターンです。とてもよく効く薬を使用していましたが、病気に勢いが一枚上手のようです。
となると、ミノマイシンという抗生剤が必要になると考えました。低年齢のお子さんには副作用の関係で使えませんが、10代は使用には問題ないでしょう。逆に最強の薬を出して、あとは待つしかありません。こじれて入院だけは避けたいなと思っています。
これも昨日受診した患者さんですが、6歳で夜尿症があるようです。別の医者にかかり相談すると、学校行事でお泊まりがある時まで何もしなくていいと言われたそうです。果たして本当でしょうか?。
少し前まで、夜尿症は小学校に上がる頃が治療の目安と言われていましたが、最近では5歳から治療とされてきています。この医師はまさに他人事で、このルールを知らないようです。
当院では、結構夜尿症のお子さんを診ています。以前講演で、「夜尿症はアレルギーの次に多い病気である」と聞きました。本人と親御さんには切実な問題でしょう。
いつもアレルギーのガイドラインが守られていないと話していますが、夜尿症のガイドラインも守っていない医師は結構います。
2004年に発行され、今年久々改訂されましたが、大幅に内容が異なっています。お薦めだった薬が、アメリカでは副作用のため、使用禁止になっていますし、日本でも使用は推奨されていないのです。知らなければ、危険な薬を出し続けることになりかねません。
アレルギー以外でも、全力で診療に当たる小児科でありたいと思っています。


