小児科 すこやかアレルギークリニック

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人知れず
2016年10月10日 更新

学会から帰りました。

ここ最近、寒暖の差のせいかぜんそくの患者さんが多く、ずっと忙しい状況が続いていました。そんな中、今回の学会がどんどん近づいてきて、準備も遅れていました。

連日大勢の患者さんと向き合って、「絶対に良くしたい」と思いながら診療しています。1人の患者さんを診察するに当たり、他の小児科医よりも気合いというか、エネルギーの消費量は多いのだろうと思っています(笑)。学会が終わってホッとしたせいでしょうが、いかに身体が疲れていたか分かります。

さて、今回の学会は例年よりも発表の数が多かったようです。

ちなみに、新潟では食物アレルギーに取り組む医者の数は少ないままですが、全国的には増えています。実際に今回の小児アレルギー学会で食物アレルギー関係の発表数は驚異的です。数えてみると71%でした。驚くべきことです。

名だたる専門病院からの発表が多く、1施設で20もの演題を出しているところも。しかし例年並みなのは、開業医が少ないこと。当院も含めて10施設のみでした。

一般的な小児科医は40歳過ぎに開業します。確かに今回も専門施設で研修する30代くらいの若手も多く発表していました。やはり開業すると、“守り”に入るんでしょうね。アレルギーは、高価な医療機器は必要なく、食材さえ持ってきてもらえれば負荷試験は開業医でもやろうと思えばできてしまいます。

私の最近の発表をみても分かる通り、開業医が負荷試験を工夫しながらやっただけで、発表のネタには十分なります。やっていない開業医にとっては、とても参考になるはずです。

負荷試験というとアナフィラキシーを起こしたらどうしよう?と考える医者が多いですが、アレルギー検査の数値が陽性なだけでは、食物アレルギーかどうかすら分かりません。食物アレルギーでもないのに、除去を指示する医者があまりにも多いのです。

だったら少ない量で負荷すると軽い症状が出るので、大した危険を伴うことなく、負荷試験ができてしまいます。とにかくリスクなんて負いたくもないという、私からすれば理不尽な開業医が多いのでしょうね。しかも、当院など負荷試験を実施している施設に紹介すればいいのに、紹介したくないという小児科も近隣にもいますし、もう横暴さからすれば、昔のドラえもんに出てくるジャイアン並みです。

今回の学会で、頑張っている小児科医も多いことが分かりましたが、新潟県も含め、頑張っていない医師も少なくないことが分かりました。残念ながら、まだ新潟県はアレルギー後進県の域から脱していないようです。

先週、すこやか健康フェアを開催しましたが、その1週間前にテレビの情報番組で当院のスタッフが生放送でフェアの紹介を行いました。直後にあるスタッフの携帯にメールが何件かあったそうです。知人達に出演の旨を伝えていなくてもです。

一方、確か9月24日の日本経済新聞に私の名前が出ました(画像)。下から2行目に私の名前が出ています。以前、取材を受けましたが、ようやく出ました。

全国紙なんですが、誰からのメールもなし。まさに人知れずです(汗)。