昨日は、その前の週末に文化祭などがあった代休だったようです。
朝から混んでいるなと思いました。当院は医師がひとりしかいないため、来られた患者さんのすべてを私が診療しないといけません。
負荷試験も4件あり、水イボも「放っておけば治る」という小児科医が多い中、3、4人取りました。新規受診の患者さんも何人もいました。結局、午前中だけで100名の受診があり、昼休みもなく、午後の診療に突入し、生きた心地がしませんでした(汗)。
新患も時間をそんなにかけなくてもいい患者さんもいますが、ビックリするほど皮膚の状態の悪い患者さんもいました。隣町から受診された小学校高学年の女の子でした。
アトピー性皮膚炎は苔癬化といって、肘や膝が象さんの皮膚みたいになっている患者さんっていますよね?。全体的に皮膚の状態が悪く、皮膚のところどころがひどい苔癬化を起こしていました。
親御さんによると、やっているスポーツの際、顔にお化粧をしたあと、顔の皮膚が悪化したと言うことでしたが、お化粧は演技の際に何度もしており、お化粧は直接関係はなさそうです。
アトピー性皮膚炎は、新潟には困っている患者さんが大勢います。キチンと責任を持って対応できる皮膚科、小児科がほとんどないから。そもそもアトピー性皮膚炎の診断すらできないなんて、末期としか言いようがありません。
昨日の話じゃないですが、乳児期早期にアトピー性皮膚炎に早く対応しないと、食物アレルギーが悪化すると言われていても、「そんなの、オレ、知らね」みたいな感じの医者が多く、患者さんの我が子を少しでも良くしたいと願う思いと、医師の対応には、極めて大きな格差があるようです。
今回の患者さんですが、皮膚が極めて悪い状態で受診されましたが、どこにかかっていたか聞いて驚きました。耳鼻科にかかって、軟膏をもらっていたからです!!。
もう、こんなこと空前絶後かなと思ってしまいます。
多分、医師にいまだ幻想を抱いている患者さんは「耳鼻科でもアトピーを診てもらえるんだ」と思うのかもしれませんが、通常は有り得ません。普通は「皮膚科に行け」と言うと思うのです。
敢えて言いますが、患者さんはまんまとダマされていた訳です。いつも言うように、専門外であろうと医院に繰り返し受診させ、効かなくても薬を処方すれば、医院は儲かります。利益優先の医者ほど、こういう手法をとります。自分の利益になるなら、専門の医師に紹介しようとはしないのです。
以前、裸の王様の話をしたことがあります。開業医は、医師がひとりしかおらず、看護スタッフも経営者である医者には文句も言えず、おかしなことをやっても気付かないという話です。
逆に開業医こそ、学会に参加し、勉強しなければならないと思うのですが、休診=減益なので休もうとしない医者が少なくないようです。どんどん“裸の王様”化している医者が多いように思います。
患者さんを適切な医療の導きたいと常日頃から願っていますが、“裸の王様”が邪魔をする訳です。何度かかかって、症状が改善しなければ、医師の腕を疑っても構わないと思います。もっと医者を疑うことが、患者さん達には必要なんだろうと思っています。


