小児科 すこやかアレルギークリニック

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2016年10月21日 更新

昨日も負荷試験をやりました。

小麦アレルギーがあり、5月にうどんを用いて負荷試験を実施し、症状が出ていたお子さんに、リベンジ負荷を行いました。明日の講演で結果を公表しますので、後日お話ししたいと思っています。

これをお読みの方は、私が差し迫っているイベントについて触れていることが多いことにお気付きだと思います(汗)。今は、明日の講演です。診療が終わったら、速攻で車を飛ばし、講演会場に向かう予定です。

私が勝手に園の先生方と栄養士の方々の両方にお話しするものだと思っていました。園の先生が聞きたいのは誤食時の対応でしょうし、栄養士の方々はアレルゲンの特徴などであって、誤食時の対応はさほど重要ではないのだろうと思います。

よくよく聞いてみると、栄養士の方がほとんどなので、あれもこれも話さなければいけないと思っていたものが、しぼって話ができるようで、ホッとしています。聞く対象はよく確認しないといけませんね。

いつも直前になって悪あがきをしつつ、講演の準備を行っています。昨日、今朝の6時までやっていたこともあり、だいぶ進みました(大汗)。

食物アレルギーは、いつも言っているように血液検査が陽性だから診断できる訳ではなく、食べて症状が出るもののみをそう診断しています。つまり、負荷試験は欠かせません。

多くの医師が負荷試験をしようともしていませんが、食物アレルギーから逃げているだけだと思っています。私も必要以上にリスクは負いたくありませんが、負荷試験をしなければ正しく診断できないため、避けずに行っています。

ただ、無謀な負荷試験はアナフィラキシーを起こすリスクが高く、以前から卵アレルギーなら卵クッキーを用いていました。これだと軽症なら楽々食べられるのでしょうが、重症なら強い症状を起こす可能性が低くなります。ですから、クラス6だったり、過去にアナフィラキシーを起こした患者さんにも、卵クッキーを使えば負荷試験ができているのです。

先日出たガイドラインでは、重症なら少量の負荷試験を行うなんて書かれていますが、当院はとうの昔にやっていることなのです。

しかも、以前は完全除去をしている専門医も多かったですが、卵クッキーを食べられば、食べ続けていいと指導してきました。今からすれば、そっちの方が経口免疫療法になって更に食べられることが期待できそうです。

そんな私から見ると、ガイドラインって遅いと思ったりします。ガイドラインは根拠のあるデータをもとに作られますので、仕方のないことですが。

卵や乳アレルギーは頻度も高いため、負荷試験をする医師も少しずつ増えていますが、甲殻類やナッツ類は手掛けていないドクターも結構いるようです。これも当院は避けずに、負荷試験をやってきたため、こういうデータも示したいと思っています。

今晩頑張れば、楽になります。あと1日多少の睡眠不足は覚悟しつつ、乗り切ろうと思っています。