小児科 すこやかアレルギークリニック

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泣いて、遊んで、飲んで
2016年11月07日 更新

田中家はフルーツが好きです(笑)。

仕事が終わり、スーパーでフルーツを買って帰ると、子ども達のデザートとしてフルーツを食べることが多いですね。

フルーツがどのように収穫されるのか、知っていた方がいいと思い、これまでいちご狩り、ぶどう狩り、梨狩り、りんご狩りなどに連れていきました。もぎたての果物はとても美味しいですよね~。

今度は、みかん狩りがしたいと言います(汗)。みかんは暖かい地域しか穫れません。みかん狩りできる地域を調べてみると、西日本はもちろんですが、比較的近くとなると埼玉県、千葉県、神奈川県、静岡県、愛知県、福井県のようです。

昨日は、日本海側は天気が悪かったため、太平洋側へ出ようと思いました。いろいろ楽しめそうなのが浜松のフルーツパークでした。新東名高速経由で、ほぼ高速道路1本で行くことができます。ここにしようとナビで目的地を設定すると、何と距離は400キロオーバー…。

昨日は、往復800キロを走る羽目に(大汗)。でも、念願のみかん狩りを楽しむことができました!。日曜は、子ども達と出掛けることが多く、平日は朝から晩まで診療ですから、休みなし。でも時間がないので、仕方ありません。

先週は、いかに食物アレルギーを防ぐかという話をしました。食物アレルギーで困っている子ども達を多く診ていると、防げるものを防ぎたいと考えてしまいます。もちろん、既に「感作」が成立している場合、つまり卵やミルクに対し、IgE抗体が作られている場合は、負荷試験を行っています。

負荷試験をやって、症状が出るかどうかを確認している訳です。もし食べられるようであれば、「感作」のみで発症はしていないということになろうかと思います。

毎回、負荷試験は「症状が起きなければいいな」と思いながらやってはいますが、時々は起こります。

当院では、強い症状は出ないことが多いですが、じんましんが広がったりすると、「かわいそうなことをしたな」と思います。ただ、それによって親御さんには食べさせるとこんな症状が出るということを伝えることができます。親として、どんな症状が起きうるか、是非とも知っておきたいところです。

開業してから負荷試験を数千回繰り返してきた訳ですが、やはり食物アレルギーを予防できたに越したことはありません。先週も書いたように、生後1、2か月の湿疹から対応しないといけない、例えば5、6か月では遅いんじゃないかと考えており、早期の対応を心掛けています。

先週の金曜に、生後2か月の頬に傷のある赤ちゃんの画像を掲載しました。アトピー性皮膚炎の家族歴もあり、そのまま様子を見ていれば、アトピー性皮膚炎を発症し、経皮感作も進む可能性が高いと考えました。

早速、私の狙いを説明しました。親御さんからすれば、湿疹で受診して、食物アレルギー予防の話をされることになりますが、時間をかけて説明しています。もちろん、アトピー性皮膚炎の早期発見•早期治療も可能になります。お子さんにとっても、不利な点はないだろうと考えています。了承していただき、先日再診されています。

その画像がこれ(画像)。4日の画像と目を凝らして比較してください(笑)。皮膚はツルツルで、痒くなくなったので傷ひとつありません。

赤ちゃんはまだ「ママ、痒いよ~」とは言いませんので、赤ちゃんにとっても良いことをしたのだろうと思っています。これで赤ちゃんらしく、泣いて、遊んで、母乳を飲んで、また寝てという生活を送ることができます。

もちろん、治療はすぐには止められません。しかし、ここまで良くなると、軟膏を塗る回数を減らすことができます。こちらで管理して、より安定させていきたいと考えています。

最近、比較的近くの医院で当院をライバル視して、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎の治療をやり始めたような小児科があるのですが、申し訳ないですが、付け焼刃でやれるようなものではありません。先日、そこにかかっていて、かなり悪くなって受診された患者さんもいて、その話は後日ということで。

いずれにしても、早期発見・早期治療が必ずや患者さんに大きなメリットをもたらすことを願いつつ、この対応を勧めていきたいと思っています。