インフルエンザは、今のところ地元では発生していないようです。
ただ、先日のネットニュースでは、インフルエンザが流行期に入った県があると報じていました。まだ、11月上旬。今年はどのような流行をみせるのでしょうか?。
現在、マイコプラズマが小学校を中心に流行しています。それにしても、マイコプラズマの診療には課題がとても多いです。診断できない、診断法が分からない、治療薬が分からないという医師が少なくないようです。
いずれにしても、医師達が努力をしてマイコプラズマの患者をキチンと診断し、治療することで、流行を抑えるしかないのですが、マイコプラズマを“風邪”などと言い、効かない薬を処方することで、感染を拡大させているという格好です。
私も発症初期なら風邪と区別をつける自信がありませんが、昨日来た患者さんは2週間も咳が止まらず、当院を初診されています。ぜんそくもなく、咳が長引けば、マイコプラズマを疑わない方がおかしいと思います。
マイコプラズマの診断は、以前は血液でしか判断できないとされていましたが、喉を綿棒でこすり、それを詳しく調べる方法が開発されています。これでマイコプラズマがいるかどうかを判断できるようになりました。
ところが、少々問題があります。マイコプラズマなんだけれど、陰性で判定される可能性が少し高いのです。陽性率が78%くらいだったと思いますので、5人に1人は誤解されてしまうのです。
私は、インフルエンザの検査は、発症まもなければ、富士フィルムの検査キットを使用しています。これはCMでもやっていますが、インフルエンザウィルスに目印をつけて、より正しく判定できるように企業努力しているからです。
実は、2週間程前に、富士フィルムが同じメカニズムでマイコプラズマも診断できるような検査キットを発売しています。確か陽性率が95%を超えていたと思います。この企業努力には「天晴!」と言うほかありません。
早速、取り寄せて診療に役立てています。
昨日も触れたように検査用のカートリッジがやや高く、採用しない小児科が多いと思います。私は医院の採算よりは、正しい診断と適確な治療にこだわりたいと思っています。
毎日のようにマイコプラズマの患者さんが受診し、周囲が思う以上にマイコプラズマが蔓延している模様です。周囲の医療機関がだらしないからという部分もあるだろうと思いますが、当院は新しい武器を活用し、正しい治療、そして治療を押し進めていこうと思っています。


