小児科 すこやかアレルギークリニック

クリニックからのお知らせ

病院からのお知らせ

ABCD
2016年11月11日 更新

連日、他の医療機関の治療に対し、不満を持った患者さんが周囲からの勧めで当院を受診されています。

本来、それらの医師の医療に問題がある訳ですから、それを反省材料にしなければならないはずです。ところが、患者さんは医師に断らずに当院を受診するし、紹介状も持ってこないのです。

前医からすれば、自分の治療や指導が正しかったから、患者さんが来なくなったと思うでしょうから、医師は患者さんが困り果てていたことに気付かない訳です。またかかったにしても、医師に遠慮して当院にかかったことはまず言いません。結果として、その医師の勘違いが改められることなく、持続するということになります。

皮膚科医が乳児湿疹と診断して改善がないと、だいたい当院に逃げてこられると思いますが、それらの皮膚科医は相も変わらず“乳児湿疹”と診断し、当院に患者さんが逃げてくるということを繰り返しています。

食物アレルギーでも、Aという医院を受診すると、アレルギー検査が陽性のものは全て除去と指導されます。何人も逃げてきていますが、昨日はインフルエンザの予防接種もできないと説明されていました。

B、Cという小児科を受診すると、もっともらしく「家で少しずつ食べさせなさい」と言われます。これにダマされてはいけません。“最近は食べさせた方がいいらしい”くらいの知識しか持っていませんので、検査が陽性のものを食べさせ方や対処を説明することなく、家で安易に食べさせることは問題があると思います。

もちろん、結果的に食べさせて何も起きなければ、文句をいう筋合いはないでしょう。ただし、私の知っている正しい指導は、負荷試験をやった上で、どれくらいの量を安全に食べられるということを証明し、その範囲内で食べさせていくことだと捉えています。そもそも、アレルゲンを食べさせるのが怖い親御さんもかなりいますので、そういう気持ちを考慮していない訳です。

Dというクリニックにかかると、アトピー性皮膚炎の診断もできないのに、食物アレルギーはアトピー性皮膚炎から起こるので、しっかり治療しましょうというパンフレットを渡されるようです。申し訳ないけれど、付け焼刃では、アトピー性皮膚炎の治療なんてできません。大勢が良くならないと当院に逃げてきています。

そのパンフレットには、卵黄から食べさせて、卵1/2個まで増量するよう書かれています。もちろん、負荷試験で安全域を確認することには触れていません。

当院は、たまーに紹介状を持ってくる患者さんがいるくらいで、一度も紹介状すら書かない医師がほとんどです。私が専門的なアレルギー医療をやっていることを知っていて、紹介しないのだからもはや確信犯です。

地域の子どもを良くしたいと考えるのであれば、専門医に紹介すべきでしょうが、とにかく自分の患者を減らしたくない、収入を減らしたくないという思惑が透けて見えます。まあ、確かに収入が如実に減れば、医院としては深刻な問題ではあるはずです。

患者さんをダマしてまで、適切な医療を受けさせたくないという姿勢は、周囲の患者さんは知っておくべきだと思っています。