最近、負荷試験が少し混み合っているようです。
でも、何ヶ月待ちって訳ではありませんし、予約が入りにくい時は言ってください。何とかします。
負荷試験をこだわってやっていると、卵、牛乳、小麦が頻度的に多いのですが、やはり小麦が一番食べやすいのかなと思っています。
とても重症で、なかなか食べられない人がいるのは理解しています。しかし、少しずつ食べさせていると、少しずつ食べられるようになっていき、徐々に食べる量が増えてくると、もう一気に食べられるようになる、そんな印象です。
春にある小麦アレルギーの患者さんにうどんで負荷試験を行いました。途中で症状が起きてしまい、内服薬を用いて治療をしています。その後、この時の負荷試験の量に基づき、少ない量を設定し、「これくらいは食べていた方がいいですよ」と説明していました。
それから半年ちょっと経ち、また負荷試験をやることになりました。少し小麦を食べているので、勝算は十分あると踏んでいました。親御さんはちょっと怖かったようですが…(汗)。
結局、うどん100gを持参していただき、100g完食しています。時々小麦アレルギーの負荷試験の話をしていると思いますが、みんな違う患者さんです。似たような話になっているのは、みんな似たような経過で治っていっているのかなと感じています。
先程も言いましたが、少しだけ食べているうちは、少ししか慣れないけれど、力づく(?)である程度の量を食べていると、かなり慣れていくという感じです。
あと、年齢もあるかな。低年齢のうちは治りやすく、年長児で長く除去していると治りにくい。要は「鉄は熱いうちに打て」ということなのでしょう。
これまで食物アレルギーのガイドラインには、1歳以降に負荷試験をやるように書かれていました。0歳児には推奨していないということだったのでしょうが、今年出たガイドラインには、その記述がなくなりました。0歳解禁って感じでしょうか?。
これまでも、アレルギー検査が陽性の赤ちゃんに1歳になったら負荷試験を薦めていましたが、違和感は感じていました。「何で0歳はダメで、1歳はいいのだろうと…」。食物アレルギーはまだ解明されていないことが多く、ガイドラインが全てではないのかなと感じています。
ということで、0歳児に負荷試験をやるようになりましたが、やはりこの思いを強くしています。「鉄は熱いうちに打て」と。


