当地では、おたふく風邪が結構流行しています。
発熱も1日くらいで下がるか、みられないで、耳下腺部、顎下腺部が一気に腫れてきます。しばらくダラダラと流行しているように思います。
今回の特徴は、合併症である髄膜炎になりにくいこと。何年も前ですが、おたふく風邪による髄膜炎が流行した時に、近くの病院では20人以上入院していたことがあると聞いたことがあります。髄膜炎になりやすいのと、なりにくいおたふく風邪ウィルスがいるようです。
昨日の夕方、当院でおたふく風邪と診断していたお子さんが、熱が出て、非常に頭を痛がり、吐き気もあるという状態で、夕方に受診されました。朝から痛かったそうで、もっと早く来てくれればいいのですが、18時頃のことでした。
頭痛のため、歩くのも大変のようです。髄膜炎の可能性が極めて高いと考えました。基本的に、入院して安静にするのが一番です。こんな遅い時間だと、病院にも迷惑を掛けてしまうのですが、希望する病院へ紹介しました。いつも引き受けてくれて、有り難いことです。
さて、当院はアレルギーで普通に市外から受診される患者さんが多くなっています。上越市外に住むぜんそくで診ている患者さんが、目まいを訴えて意識状態が急におかしくなり、地元の病院に緊急受診されたそうです。
当直医は、小児科医ではなかったようで、頭部CTを調べ、また明日小児科を受診するように言われたそうです。翌日、小児科を受診すると、普段かかっていないことを理由に、かかりつけで精査をするように言われたそうです。
普段、ぜんそくで当院に通院されていますが、他の医療機関にかかることはほとんどないそうです。私もアレルギーは専門であり、責任を持って診ていますが、今回の意識状態を精査するには専門でもありませんし、医療機器もありません。
こんな症状を起こしたのは初めてのことで、「かかりつけで診てもらえ」というのは相当無理のあることだと思っています。その医師の機嫌が悪かったのでしょうか?。
普段書いているように、無責任な開業医はかなりいます。昨日、一昨日と触れたように、カネを最優先にしているとしか思えない小児科医もいます。医師のモラルも地に落ちたものだと思っています。
その一方で、負担がかかるのは勤務医だと思っています。開業医が中途半端なことをやっているものですから、尻拭い的なことをやっており、疲弊しているのは事実だろうと思います。
アレルギーに関しては、その市も含めて当院周辺の市町村の患者さんは、その総合病院で対応できないケースも含め、全て断らず対応しています。負荷試験も希望されれば、その病院がかかりつけであっても、リスクを背負いつつ逃げもせずにやっています。
小児科医は、困った時はお互いさまだと考えています。今回のかかりつけで診てもらえ発言は、意地悪だと思うのですが、どう思われますでしょうか?。


