小児科 すこやかアレルギークリニック

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信じる道
2016年12月05日 更新

明日の天気予報をみると、雪混じりのようです。

雪国では、冬になるとタイヤを冬用タイヤに履き替える必要があります。例年は、雪が降ってから替えるのですが、昨日は天気が良く、私用、妻用、家用の車のタイヤ交換をしました。

空気の力を使ったジャッキを使用しているので、そんなに力は要らないのですが、タイヤを持ち上げる必要があります。径の大きいタイヤの車もあり、しかも複数台となるとかなり体力を消耗します(汗)。

昼過ぎに終わり、子ども達と温水プールに行きました。最近は、土曜もインフルエンザの予防接種もやっているため、自由な時間は日曜くらいなのですが、子ども達と遊びに行くので、日曜はそんな感じで終わってしまいます。お父さんはお疲れモードって感じです(笑)。

最近、若手に医療について話す機会があり、保険診療制度について勉強しています。開業して9年以上経っていますが、お金のことを言い出したら私の望む医療ができないと考え、細かい数字はまったく把握していませんでした。

先週のアレルギー検査の項目を2つ以内におさめている開業医が多いと言いました。ケチ臭いことをやってるなとお思いの方も多いと思います。ちなみに、勤務医時代は、割りとのびのび診療できるため、そういうことはありませんでした。負担は病院の負担なので、自分の給料が減る訳ではないのです。

開業してから多くの医師が、「10円たりとも」ってモードに突入するようです。

先週も触れたと思いますが、医療費の支払いを3歳未満で包括払いにしている場合、負荷試験をやると、1件につき7500円程の赤字となります。10円たりともって医者が、みすみす7500円を失おうとするとは思えません。やるだけ損だと考えて、やらない医者が多いのだろうと思います。

しかも、負荷試験はリスクを伴います。訴訟になったら困るということで、手を出さないようにしようと考えているのだろうと思います。

負荷試験は、年間2回以内、9歳未満の小児と決まっています。つまり、3回目以降、9歳以上では算定できないことになっています。負荷試験をやっても、まるまる損ということになります。

今から15年程前に、私は新潟の地で負荷試験を始めました。福岡の病院で負荷試験を見せてもらってから、「絶対に新潟でも広めたい」と考えました。勤務医時代の5、6年も負荷試験をやっていましたが、今のような年間500件もやっていませんでした。

開業してから、着々と件数を増やし、年間500件程実施するに至っています。勤務医時代は病院側が費用を負担してくれているため、開業してから損をしていると考えてくださる方もいらっしゃることでしょう。

1件当たり7500円で計算すると、当院の場合、細かい数字は追っていないので、それ以上ということになりますが、200数十万は“もらえるものがもらえない”ということになっています。他の開業医からすれば、「バカだな」と思うことでしょう。

15年前に新潟の地に広めるべくして始めた負荷試験ですが、私の中では必要な患者さんに行うべき検査であり、私が先頭を切ってやっていかなければいけないものと思っています。ですから、最初の言い出しっぺとしてやらない訳にはいかないのです。

私は他とは違い、最初にお金ありきの医療はしたくなく、必要な検査なんだから、やるべきものと捉えています。必要な検査なんだからやっただけの話で、損をしているという発想は持っていないのです。

損得ばかり考え、「いただけるものは全部いただく」という開業医が多く、患者さんにベストのことをやろうともしていませんが、今後も私の信じる道を進んでいこうと思っています。