当院の今年の診療が、最後の週になってしまいました。
12/29から1/3まで休診とさせていただきます。何かあっという間で、また今年は一瞬白くなったくらいで、今は雪もなく、年の瀬という実感はあまりありません。
ただ、薬を求めて受診される方が多く、いつも以上に診療が終わる頃には疲労困憊です(汗)。
当院が力を入れているのは、ぜんそく、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーです。アトピー性皮膚炎は、早期発見・早期治療で対応するようにしており、やはりそういう方が落ち着くのが早い気がします。
食物アレルギーも、食べさせている方が治る印象があり、しかも低年齢から食べさせることが大事な気がします。
ぜんそくも、ゼーゼーを繰り返しているお子さんに、治療を強化したらほぼゼーゼーしなくなり、親御さんもビックリしています。ガイドラインのお陰で、ぜんそくの治療も進歩しており、ゼーゼーを繰り返したり、入院するようなことはなくなるようになります。
ただし、ただしです。調子がいいと、じきに治療を止めてしまう。それがぜんそくではよく見られるようです。治療が進歩しており、ひどい症状は抑えてしまうものの、根本的に治った訳ではないので、治療を止めてしまえば、元通りになってしまいます。
薬を止めても、すぐには悪化せず、徐々に元通りになり、ゼーゼーを繰り返すようになります。小児科の場合、大きい子であれば自分の意思で、小さい子であれば親の判断で治療を中断してしまいます。
9年前に開業して、毎日患者さんに接しています。私はぜんそくもこだわっていますから、私の判断で治療を終了するケースは多くなく、親御さんの判断で治療が止められてしまうケースって多いと思います。「お前の指導が足りない」、そう言われそうです。確かにそうかもしれませんが、一般論としてぜんそくがもっとも自己中断しやすい慢性疾患だということを聞いたことがあります。
見ていると、子どもが小さい頃は多少遠くてもせっせと当院に通ってくださるのですが、子どもが大きくなってくると、近くの医者で済まそうという親御さんっていますね。
腹立たしかったのは、0歳からアトピー性皮膚炎と食物アレルギー、ぜんそくを診ていて、6歳くらいになったら「通えなくなった。近くの病院に紹介状を書いて欲しい」と言われた時です。
ぜんそくはまだ症状が出ており、最後まで責任を持って診るつもりでしたが、強制的に紹介状を書かされました。この辺で専門医はおらず、レベルの低い医療を選んだことになります。
食物負荷試験も何度もやりました。アトピー性皮膚炎もだいぶ状態がよくなりました。「これまでお世話になりました」のひと言もなく、「通えなくなった」と言い、他院に移っていった時には、無力感を感じる一方、あれだけ熱心に隣の市から通っていたのに、親も変わるんだなと思い知らされました。
格好つける訳ではありませんが、私は変わらずに子ども達を良くしたいと願っているつもりです。


