いよいよ大晦日です。
今年は雪がほとんど降らず、冬って感じがしません。つい子ども達と出掛けたりして、家でゆっくりしていませんね(汗)。
よく今年を表す漢字ってありますよね。今年はオリンピックのこともあり「金」でした。私も何だろうと考えて、パッと浮かんだのが申し訳ないけれど「怒」でした。この場で怒りをぶつけたりしたこともありました。
医師の仕事は、患者さんの病気を正しく診断し、適切に治療すること。そのためにガイドラインがあるのですが、やりたい放題のデタラメ医者がいかに多いことか。しかも、そっちの方が儲かるんですから、カネに魂を奪われた、おかしい医者が大勢いることを意味しています。
今年、驚いた発言は、わりと近くの小児科医によるものでしょうか。「予約が入らない」というものでした。当院を敵視しており、絶対に紹介なんてしてきません。食物負荷試験の真似事を始めたようです。やることは評価してもいいとは思いますが、結構危なっかしいことをやっています。
とある患者さんは、「予約が入らない」と言われたと、困り果てて当院を受診されました。
これを真に受けると、それくらい混雑しているということになるのでしょうが、医院がヒマな夏季に短期間にだけ行っているようで、6月から8月のようです。8月に受診したら「予約が入らない」と言い切られてしまったのです。
結局、この医者は食べさせたいという気持ちが少ないことが分かります。自分の医院の都合で負荷試験ができないのなら、なぜ1年通してやっている当院を紹介しないのでしょうか?。
まあ、普通に考えればそうなのですが、自分の利益やメンツを優先してしまうと、そういう当たり前の考えもできなくなるようになってしまう。それが医者の世界ということを表しているように感じています。
それにしても今年も周囲から紹介のほとんどない1年でした。ゼロではありませんが、絶対に紹介してこない小児科が4件くらいあるし、それだけ互いの得意分野で連携しようとしない、おかしな世界であることが分かると思います。連携すれば、収入が減る訳ですから。
先日、こんな話も聞きました。他県にある実家に戻った際、ゼーゼーと呼吸困難がひどくなり、私も面識のあるアレルギー専門医にかかったそうです。悪い人ではなく、そこまで聞いて「それは良かった」と思ったのですが…。
パッと薬を出され、それで終わりだったそうです。総合病院を受診したら、即入院。RSウィルスと診断されました。話を聞いただけで、RSウィルスを予想できる状況でした。
アレルギー専門医ですから、RSウィルスが病状を悪化させていたことを予想できたと思いますが、何度か言っていますが、RSウィルスは調べると、検査費用が医院の持ち出しとなってしまうため、わざと調べない医者が多いのです。私の地元も同様で、小児科医の良識のなさを感じる瞬間でもあります。
アレルギー専門医が正しく診断し、入院かどうかを判断してあげなければいけない状況でした。では、誰が正しく診断するんだという話だと思います。アレルギー専門医だから損をしろと言っているのではありません。適切に診断する必要がある時に、利益が伴わない時もあるということです。
開業すると、人が変わってしまうこともあるようです。アレルギー専門医であってもです。というか、“裏の顔”を持っているというべきなのかもしれません。
あと、これは小言の類いです。比較的に最近、お子さんがゼーゼーを繰り返しており、3つの病院から重症のぜんそくと診断されていて、それで正しいのかというメールを親御さんからいただきました。何度か入院もしているそうです。
重症ぜんそく用の治療がなされており、それでも改善しないのはぜんそくだけではないと考えました。程なく当院を受診され、診察した上で精査の必要があると考えました。やはりぜんそく以外の影響が大きいと考え、CTなどの精査のできる呼吸器に強い先生に診てもらうべきと考えました。
隣県の知り合いの大学教授に紹介したのですが、精査の結果、ぜんそくではないという結論でした。「やっぱりかぁ」というのが私の感想でした。3つの総合病院の小児科医が見逃していたことになります。
ぜんそくの診断のまま、重症ぜんそくの治療を続けていくのと、ぜんそくでないという診断のもとで治療していくのとでは、とても大きな差があり、親御さんの不安を取り除く協力ができたと思いました。
診断結果を知ったのは、大学教授からの返信で、親御さんとは紹介状を書いて以来、一度も会っていません。メールで相談してこられたので、必要があれば今後もアドバイスをしていくつもりでしたが、音沙汰もなし。ちょっとした心遣いを求める私が我がままなのでしょうかね~。
今年は、それなりに充実した1年だったと感じています。ただ大晦日にふと思い出した漢字が「怒」だったので、今日はこういう内容になってしまいました。
逆に、今年の怒りはこれくらいにし、来年を迎え、患者さん本位の姿勢で診療してきたいと思っています。今年1年おつき合いいただきまして、ありがとうございました。


