小児科 すこやかアレルギークリニック

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2017年01月19日 更新

少し前に、キャラクターもののグミの負荷試験の話をしました。

しっかり症状が出たので、グミの中の成分が原因なんだろうと考えています。最近は、人工甘味料でアレルギー症状が誘発される報告があり、それかなと思っていました。

製造元である某一流企業のお客様相談室に電話をして、成分を分けてもらうようお願いしました。人工甘味料であると決めつける訳にいかず、原因を特定するには皮膚テストが必要と判断したからです。

ここで、皮膚テストが人工甘味料だけが陽性で、他の成分は陰性であることを証明できたらよかったのですが、そうでない結果が出てしまい、仕切り直しが必要でした。

実は、メーカーから送っていただいた成分の10種類くらいあったうち、5つが皮膚テストが陽性でした。肝腎のというか、人工甘味料は陰性。

ところが、人工甘味料の皮膚テストは陰性だったけれど、別の検査で陽性だったという報告があるため、人工甘味料が原因ではないと言い切れない状況です。

親御さんもアナフィラキシーを起こして入院した先の小児科医の「グミを除去しなさい」という話は信用できず、当院を受診して掘り下げた精査が必要だと理解していますので、私以上に「原因を特定したい」というモードになっているようです。

最後に残された道は、負荷試験ということになります。ただし、食べたグミにそれらがどれくらい含まれたいたかが分からないと、知らないで原因成分を大量に負荷してしまったら、とんでもないことが起きてしまいます。

再度、メーカーのお客様相談室に電話して、食べたグミ6個に含有するそれぞれの成分の量を教えてもらいました。初期は成分を教えることさえ拒否されたのですが、有り難いことに非常に協力的になってくれています。

あとは、すべて私の責任で精査を進めるのみです。原因を特定し、何に気をつけたらいいのか適切な指導ができるよう、頑張ろうと思っています。