小児科 すこやかアレルギークリニック

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一丸
2017年02月11日 更新

開業医になって、9年半になりますが、「開業医って怖い」、そう思っています。

厳格な頑固親父タイプで怖いってのもあるのかもしれませんが、そういう意味ではありません。誰も何も言えないからです。

数ヶ月前に、産科開業医で死亡事故が相次いだことで、指導が入りました。2人の命が失われた初めて、「この医者、大丈夫?」って話になった訳です。

つまり、死亡事故が起きない限り、誰からも干渉されないと言えるのではないでしょうか?。患者さんは「この医者、嫌だな」と思うと他の医療機関を受診することになります。開業医は、看護師、医療事務が数員いるという感じでしょうが、やはり雇い主にはなかなか意見はできないと思います。

前にも触れましたが、ガイドラインという病気に関するルールがあるのですが、特に私のこだわっているアレルギーに関しては守っている医師は、周囲にはほとんどいません。

つまり、誰からも意見されることなく、“誤診”しても誰も気づかないということを意味します。要は、やりたい放題という状況にある訳です。これって、モチベーションを保とうたってなかなか難しいですよね。

昨日、スタッフから「この前、テレビで大矢先生が出ていましたよね」って言われました。「今でしょ」の林修先生の番組に、昨年秋の「すこやか健康フェア」の講師を務めていただいた大矢先生が出演されていたようなのです。

アレルギーの最新情報についてクイズ形式でコメントされていたそうで、スタッフは大矢先生のお話を伺っていたこともあり、「簡単だった」ということでした。

田舎の開業医に勤めるスタッフが、日本の第一人者、いや世界でもトップを走る先生の話を直接伺うことは、まずないことだと思います。その点、私のこだわりで毎年「すこやか健康フェア」で日本の第一人者の先生をお招きして、一流の講演を聞くことができていることは、すごいことなんだと気づきました。

自分で言うのも何ですが、うちの看護スタッフは、よくやってくれていると思います。一丸となってアレルギーで困っている人のために医療している感じがしています。スタッフにも、正しいことをやれているというプライドというか、責任感を持って対応しようとしてくれているのだろうと思います。

スタッフ間でゴタゴタがある医院も多いようですが、その点うちは大丈夫なようです。やや大袈裟かもしれませんが、スタッフが「世界を知る」ことでモチベーションを持ち、対応してくれているのでしょう。

自分ひとりで地域の医療をやっていけることは不可能です。「すこやか健康フェア」を通じて、スタッフとともに一丸となって診療できているのかなと感じています。