以前、キャラクターもののグミでアナフィラキシーを起こしたお子さんの話をしました。
食後、アナフィラキシーで近くの病院を受診し、入院治療となりました。結局、初めて食べたものがグミのお菓子だったため、病院の小児科医から「グミは食べないように」という指導しかなく、親御さんも疑問に感じており、当院を受診されました。
グミの負荷試験をやったら、本当に症状が出てしまいました。グミというより、含有する成分に反応しているようです。
メーカーに成分を教えてもらい、原材料のサンプルも送ってもらいました。通常は、それを用いプリックテストという皮膚テストを行うのですが、いくつかが陽性に出ました。
最近、人工甘味料が原因だという報告もあり、私もそれを疑っていました。ただ、原因なのに、皮膚テストが陰性だったという学会発表もあり、人工甘味料が原因というのも否定はできない状況でした。
メーカーにお願いして、当日食べたグミ6個に含有する材料のそれぞれの量を教えてもらい、それを少しずつ負荷試験をするしか方法はないと思いました。実際、負荷試験をやっても、どういう訳か何も症状は起きませんでした。
再度、皮膚テストを行い、陽性のものと人工甘味料を量を増やして負荷試験を行いました。もしかしたら、少ない量を分割して食べさせたので、症状が出なかったのかと。
結局、それでも症状は出ませんでした。これだけやっているのに、もう迷宮入りしそうな感じもあります(涙)。
お母さんも原因追及に非常に協力的です。原因が特定できないのが、もどかしく、心苦しい限りです。
私としても乗りかけた船なので、このままでは引き下がれないと思っており、「お母さんがあきらめるまでは、あきらめません」と宣言してしまいました。
ということで、一から検査し直そうと思っています。


