数日前、関東の小児科の先生からメールをいただきました。
小児アレルギー学会で私の発表を聞いてくださり、加工品を用いた負荷試験を外来でやりたいというものでした。
私は日々の診療のほかに、学会活動をしています。多くの小児科医が負荷試験をやってもらうようになるのが夢だからです。
敢えて言いますが、今の学会側からそういう雰囲気は感じられません。学会は負荷試験を広めたいのか、広めたくないのか、よく分かりません。「専門病院に紹介してください」とよく言っています。よく紹介される専門病院では、少々感覚が麻痺してしまっているのかもしれません。患者さんは、できれば遠くに行きたくないのです。
子育てて忙しいので、他県まで受診されるのは、ほんの一部の患者さんだけで、多くは近間で済ませたいと思っているようです。であれば、軽症の食物アレルギーに対応するクリニックや病院を増やせばいいのですが、今の学会はそういう活動をやってはいないようです。
少し前まで、「負荷試験はオレ達だけのもの」って臭いがプンプンしていました。「素人が手を出すんじゃない」と。今でも学会幹部にそういう人がいるのかなと思っています。
確かに負荷試験をやろうともせず、相変わらず隠蔽しているレベルの低い、モラルの低い小児科医がいるのは事実です。でも、今回メールをくださった小児科の先生のように、やりたいけれど背中を押して欲しい、イマイチ踏み切れないという先生がごく少数ですがいるのもこれもまた事実です。
学会に代わって、私のやれること、知っていることは全部提供しようと思っています。この先生には、先程長文のメールを送りました。それでもごく一部です。何度かメールのやり取りをすれば、大きな一歩を踏み出してくれるものと思っています。
負荷試験は、みんなでやっていくものだと思います。


