小児科 すこやかアレルギークリニック

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2017年03月06日 更新

土曜日は、忙しかったようです。

他人事のように言うつもりはないのですが、他の小児科がどれだけ患者さんがきているか分からないからです。

土曜は、100名以上の受診がありました。午前中だけでそれだけの患者さんを診るのは大変です。

インフルエンザもA型は減ってきました。ただし、B型がパラパラと出てきました。そんな状況ですから、当院は周囲よりは忙しかったのだろうと予想しています。

この土曜で、特筆すべきはアレルギー診断書の記載が10数人いたこと。受診の1割以上がアレルギー診断書希望というのは、比率としては多いのだろうと思っています。

新規受診の方もいました。学校から当院へ受診するようにアドバイスされたものです。確かアレルギー症状が出て、すぐには精査をせず、ダラダラと除去を続けている方だったかな。そんな感じでは、学校でも引き受けるのは怖いはずです。

強調したいのは、周囲の小児科から紹介がないこと。食物アレルギーにこだわっている訳でもなく、負荷試験をやっている訳でもなく、正しいアレルギー診断書が書けないはずですが、とにかく相談もないのです。

日頃書いているように、同業者であれば、誰が何を専門にしているか分かります。お互いの得意分野をもとに力を合わせて、地域の患者を守るのが医者の務めであることは、皆さん理解できると思います。

ところが、紹介がないのです。

話によると、地元のアレルギー診断書のかなりの割合は、当院が書いているようです。ただ、当院が専門医であることを知らずに、かかりつけに相談することもあるでしょう。

残念ながら、アレルギー採血の数値だけを頼りに記載したり、親の言いなりで記載しているケースもあるのでしょう。誤った診断書を書けば、本人や家族、その子の通う園や学校にとてつもない迷惑がかかります。私はそれが耐えられないので、リスクを背負って負荷試験をやっているつもりです。医者になったからには、地域へ社会貢献したいですもの。

紹介もなく、いい加減に診断書を書かれているのだとしたら、その医者は“自分のため”に医療をやっているんだろうなと思います。医師として成長したければ、専門医に紹介して、指導を仰ぐはずなんですよね。少なくとも私はそう思います。とんでもない迷惑をかけていることに気付いて欲しいと思っています。

更に悪いことに、学校側から親御さんへこっそり専門医(当院)への受診を勧められるだけですから、医者は勘違いしたままです。

食物アレルギーはかなり専門的な知識や技術を要するのは確かだと思います。「食物アレルギーくらい自分でも診れる」という勘違いしている医者が極めて多いのが現状でしょう。食物アレルギーを軽くみないで欲しい、そう思っているし、多くの患者さんもその現実を知って欲しいと思います。

要は、医者だけ「蚊帳の外」状態と言えるでしょう。地元上越に限らず、全国各地でこのような状態がみられているのだろうと思っています。