最近、アトピー性皮膚炎のことばかり書いています。
私は不器用な人間なので、頭の中がアトピー性皮膚炎のことで一杯なんですね(汗)。
実際、連日“湿疹”で困り果てた患者さんが複数名受診されています。医療機関を初めてかかるケースはほとんどなく、1、2軒小児科や皮膚科にかかっており、よくならなくて、周囲に勧められて受診されるケースです。
驚きなのが、隣町の患者さんも周りの人から勧められていると言うこと。どれだけいいウワサが広まっているんだか(笑)。逆に、期待に応えないといけないというプレッシャーがあります。
先日、珍しく皮膚科から紹介状を持ってきた患者さんがいました。よく見ると、宛名が病院の皮膚科になっています(汗)。
ある皮膚科開業医に通っても全く改善せず、紹介状を他の皮膚科に書いてもらったそうです。親御さんは、皮膚科でダメだった訳だし、アレルギー専門医にかかった方がいいと思ったそうで、父親の職場の方から当院を勧められたそうです。
こういう場合の紹介状の扱いって、どうしようって思ったりします。しかし、症状を改善させてくれれば誰でもいい訳で、多分、過去の経験から詳細先の皮膚科医もあまりいい治療はしてないようです。「だったらオレが」って思ったので、当院で対応させていただくことにしました。
紹介状の封筒はスタッフが開けていたので、「何か悪いな」と思いつつ見てみると、親御さんはアトピー性皮膚炎を心配しているけれど、アトピーとは診断できないと書かれていました。
「はぁ?」って感じです。真っ先にアトピーを疑わなければならない状況でした。ほとんどの皮膚科医を敵にまわしても構いませんが、アトピー性皮膚炎を診断できない皮膚科医は有り得ないと思っています。実際にそういう皮膚科医は多いようです。
やはり小児科医と皮膚科医は考え方が違うんですね。というか、普通の小児科医も“乳児湿疹”と言いますから、アレルギー専門医の小児科医と皮膚科医のとらえ方が違うと言うべきでしょうか?。
仮に「経皮感作」で食物アレルギーを発症しようと皮膚科医は関係ありませんからね。小児科医は、将来発症するかもしれない食物アレルギーやぜんそくを防げるものなら防ぎたいと考えています。
早期に治療を開始し、あわよくば予防できれば、それに越したことはないと考えます。結局、末永く診ていくのは小児科医なので、その辺が皮膚科医との違いなのでしょうか?。
いずれにしても、当院を選んでくださった訳ですから、期待に応えようと思っています。


