小児科 すこやかアレルギークリニック

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〇〇しようか
2017年05月19日 更新

最近、水イボを取る人が増えてきました。

水イボっていうのは、皮膚に集まってできる、直径1ミリ程度のテカリのあるブツです。
当院と水イボは切っても切れない関係にあります。

以前の私は、取るのが治療と認識していたため、なるべく取るようにしていました。皮膚のブツをピンセットでむしり取る訳ですから、痛くないはずがありません。

増え過ぎたり、特に顔に広がってくると、こちらも怖いので、自然に消失するのを待とうと言っていました。

開業して、アレルギーにこだわったクリニックを開いてからは、「正直に診療していこう」と決めましたので、なるべく取るようにはしていました。でも、一部は取りきれないという判断した場合は、様子を見ていました。

水イボと切っても切れない関係というのは、アトピー性皮膚炎があると、皮膚を掻きますので、その傷から水イボウィルスが入り込み、掻くことで更に広がっていきます。つまり、アトピー性皮膚炎に合併しやすい皮膚感染症だからです。

水イボの対処で困るケースもあり、いい方法はないかと悩んでいました。ある日、日本小児皮膚科学会で水イボの講演を聞きました。

水イボ部分に麻酔のテープを貼り、痛くなくしてからピンセットで取るという方法を知り、学会から帰った翌日にテープを取り寄せ、最新の方法を導入したのです。

もちろん、現在でも真面目に取り組んでおり、見捨てること(様子を見ようということ)はなくなりました。先日は、1日に3人取りましたが、うち2人は30個と40個くらい取りました。

とにかく時間がかかります、痛み止めのテープを貼るといっても、動かないように体を抑えます。ピンセットで取る痛みは相当軽減できますが、抑えられたりする恐怖心で泣いたり、騒いだりする子もいます。

そのような状況で、小さな水イボをつまみ取ることがいかに難しいか。ちなみに多くの皮膚科医、小児科医がいまだに「様子をみなさい」といい、面倒くさがっているのが現状でしょう。

上越市は医療レベルが低いと感じています。まともに取る医者っているのでしょうか?。多くが「様子を見よう」と言い、少ないと麻酔なしで取る医者もわずかにいるようです。

問題なのは、ステロイド軟膏を塗らせる皮膚科が複数いること。どんな教科書にもそういう治療は載っていません。

先日、某皮膚科から逃げてきた患者さんは、ステロイドを塗ることで、水イボウィルスが拡大し、100個くらいに増えていました。

もちろん、当院で取りますが、こんなアホな、詐欺まがいのことを皮膚の専門家である皮膚科医がやっていることを嘆かわしく思っています。告発しようとも思いますが、窓口ってなかなかないんですよね。

だから、おかしな医療が減らないんでしょう。患者さんのための医療は、どこへ行ったんでしょうか?。