春は、引っ越しの時期に当たります。
3月中に何人か転居先に紹介状を書きました。正直、紹介状を書くのはためらいがあります。自分と同じくらい熱意を持って診てもらえるだろうか?と思うからです。
特にアレルギーは、専門的でしかもこだわっているため、ほとんどのケースでレベルが下がることは避けられないと思います。紹介状を書くなら、できれば本格的に診療しているアレルギー専門医へと思っています。
けれど、引っ越し先に専門医がいないことも多々あります。とりあえず、家の近くの小児科に書いてくれと頼まれることもあります。
私の印象だと、アレルギーに詳しい小児科医は5%もいないので、巡り会える確率は相当低いと思います。
この3月に、ある患者さんが某地方に転居されました。アトピー性皮膚炎と食物アレルギーがあり、多くの小児科、皮膚科では対応できないと思いましたが、歩いても行ける距離にある小児科にと希望がありましたので、紹介状を書きました。ちょっと嫌な予感はしていました。
つい先日、親御さんからメールをいただきました。
紹介状を持ってその小児科を受診したら、不信感しかなく、別の病院に紹介状を書き直してもらいたいというものでした。ありゃりゃ…。
よっぽどだったんでしょうね。これまでこの患者さんには誠実に接して医療してきたつもりなので、そのギャップの大きさに驚いたのでしょう。こだわって診療していますので、「そうなるでしょう」と思ってしまいました。
また紹介状を書かなきゃ。


