小児科 すこやかアレルギークリニック

クリニックからのお知らせ

病院からのお知らせ

すこやかクオリティ
2017年05月27日 更新

この画像、何だかお分かりですか。

先日受診されたお子さんの体の画像です。体の左側に小さいブツが何十個も広がっているのが見えます。

これを見て、すぐに分かる人と分からない人がいることと思います。実際診療していて、そうですから。

これは「水イボ」です。

たまに書いていますが、小児科医のほとんどは「放っておけば治る」と言います。皮膚科医は数が少ないとピンセットでつまみ取るようですが、多くなるとやはり「治るから様子を見よう」と言うようです。

そして地元の恥というレベルだと思うのですが、ステロイド軟膏を塗らせる皮膚科医が複数いるのです。

皮膚科医の多くが、治りづらいことは百も承知で、取れば一気に減らすことができることも知っているはずです。しかし、ひとりひとりに時間をかけて良心的に診療している皮膚科医に会ったことがないくらいです。

水イボは掻いたりすることで、皮膚上に水イボウィルスをばらまき、広がっていきます。他人の皮膚にうつす前に、まず自分の皮膚に広がっていくのです。

この患者さんも某皮膚科に通っていました。治療としては存在しないはずのステロイド軟膏を塗るように指導されていました。これだと、言葉は変ですが、面白いように広がるでしょうね。

実際、ここまで広がっています。最初に受診した時よりも広がっているのは、皮膚科医自身が知っているはずですが、そのまま通わされていました。もう良心の欠片もないとしか言いようがありません。

先日、無事に当院を受診され、痛み止めのテープを貼り、痛み止めの処置をした上で、この全ての水イボを取りました。10分、15分はかかったでしょう。

多くの皮膚科医が取らない理由がここにあります。つまり、1人に時間をかけては効率が悪いのでしょう。良くする方法を知っていながら、何もしないなんて、医師である価値はないと考えています。

私はその点では、バカ真面目なので、時間をかけてでも取っています。誰も言ってくれないのですが、これを「すこやかクオリティ」と呼びたいと思っています。