昨日、開業して10年経とうとしており、当初描いていた目標を達成できているかどうかについて書きました。
結局、言いたかったのは、皆さんが思うほど医療は良心的でないということ。医師が来院する患者さんひとりひとりにベストの医療をしているかと言えば、全然そんなことはありません。流れ作業で、場当たり的なかわす医療をしていることが多いと思っています。
アレルギーを専門にやっていると、まさしくそれを実感できます。ぜんそくを“風邪”、アトピー性皮膚炎を“乳児湿疹”などと誤診し、効かない薬を繰り返し処方している医者がいかに多いことか。
医師が患者さんの改善を願い、それを最優先にしているのであれば、症状が改善していないのに同じ薬は出せないはずだし、自分にできなければ、地域で唯一のアレルギー専門医の当院に紹介があるはずです。
それがほとんどないということは、推して知るべしでしょう。そういう“自分ファースト”の医者がゴロゴロいる中、自分の子どもをどうしたら守れるかを親御さんには是非とも考えていただきたいということを書きたかったのです。
さて、当院が開院してずっと続けていることは、患者さんの症状改善を願い、それを優先していることもそうですが、新潟県民に最新のアレルギー情報を提供したいと考え、「すこやか健康フェア」を自主開催してきました。
多くの医者が食物アレルギーの確定診断できる「食物負荷試験」を隠蔽し続けており、ガイドラインにも負荷試験を行い、必要最小限の除去になるように書いてあります。私が叫び続けるよりは、日本の第一人者の先生をお招きしてご講演していただいた方がいいだろうと考え、当院医院1周年のイベントして開始しました。
昨年までは食物アレルギーの日本の第一人者の先生をお招きしてきましたが、今年は皮膚科の先生です。何故なら、ここ最近書いているように、アトピー性皮膚炎の湿疹から「経皮感作」が起こり、食物アレルギーを発症すると言われています。つまり、アトピー性皮膚炎が元凶と言えなくもありません。
県内では、まともにアトピー性皮膚炎を診断できる小児科医、皮膚科医はほとんどおらず、キンダベートなど効かないような薬が処方され、湿疹が良くならないばかりか、経皮感作まで進んでしまうという、私からすれば耐えられない状況が続いています。
今回は、神奈川県立こども医療センターの皮膚科の馬場直子先生をお招きします。日本の小児皮膚科の押しも押されぬ第一人者の先生です。NHKの「すくすく子育て」とかでよく出演されていますので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
多くの医者がアトピー性皮膚炎の診断もできない中、アトピー性皮膚炎について時間を割いていただき、他に子どもにみられる皮膚疾患についても画像をまじえて解説いただこうと思っています。
子どもは皮膚トラブルが多いので、それを不安に思っている方は多いはず。多くの子育て中のママ、園の保育士さん、保健師さんなど必見です!。
今年の10月7日(土)の14時から。会場はしばらくお膝元の上越市を離れていたので、上越市のリージョンプラザ上越さんをお借りしています。
今年は早めに告知をして、多くの方に聞いていただければと思っています。ということで、馬場直子先生のお話にご期待ください!!。


