最近は、遠路からアトピー性皮膚炎でお困りの患者さんが増えました。
アトピー性皮膚炎に力を入れている小児科はもちろん、皮膚科もほぼ皆無なため、当然と言えば当然のことかもしれませんが、期待に応えられるように努力しないといけません。
患者さんにとっては、土曜は受診しやすいようで、混雑することが多いです。アトピー性皮膚炎も食物アレルギーも、説明にはエネルギーを要します。慢性の病気ですので、一筋縄では改善しません。
また、アトピー性皮膚炎では、前医から湿疹のあるところにできるだけ薄く塗り、良くなったらすぐに減量なんて言われていることが多く、その指導のデタラメさを理解していただくためには、それなりの時間を要します。
食物アレルギーも、「食べるな」と言われているところを、食べるように指導する訳です。中途半端な説明では充分な理解が得られることはありませんので、時間がかかります。土曜に限らず、連日診療にかなりのエネルギーを注いでいます。
そして今日ですが、新潟市でアレルギーの研究会があります。
私は、新潟県ではなく、常に全国レベルでありたいと考えており、学会発表と言えば、全国規模の学会でと思っていましたが、新潟県内の内科、皮膚科、耳鼻科の先生も集まる研究会で発表することも大切と考え、2年前から発表を繰り返しています。今年で3年連続となります。
今回は、食後の運動でアナフィラキシー症状を呈するケースについて発表します。食物依存性運動誘発アナフィラキシーが思いつくと思いますが、そうではないケースも存在します。
やはり、医学は正しく診断し、適切に治療することが大切ですし、県内には食物依存性運動誘発アナフィラキシーの診断確定には、アレルゲンを食べさせて運動させる「誘発試験」が必要なこともあることをご存知でないドクターも多いと思います。
当院では、正しい診断にこだわっており、当院で経験したケースなども披露し、食物アレルギーについて知っていただきたいと思っています。小児科医でなければ知る必要がないかと言えば、そんなことはありません。内科医で、学校医をやっていれば、知らないでは済まされません。
と言うことで、ここ数年は新潟県内の研究会でも発表するようにしています。格好つける訳ではありませんが、人知れずちょいと努力しています。


