小児科 すこやかアレルギークリニック

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切り抜けられるか
2017年06月15日 更新

昨日も、某市の小学校に行ってきました。

私の診ている患者さんにエピペンを処方しており、エピペンの取り扱いなど誤食時の対応をお話ししています。

ここのところ、ずっとそういう予定が入っています。そういった生活に慣れていますが、そんな私も来月は少々心配です。無事に切り抜けられるかと…(汗)。

7月の水曜の午後は、特定の園、学校に行くこともありますが、行政から呼ばれて、養護教諭などを集めての研修会という形のものも含みます。7/28や8/2といった前後の水曜も予定が埋まっており、それだけでもかなり大変です。

それ以外に、ほとんどの週末に予定が入っています。全国学会で講演をひとつ頼まれており、もう一つは発表はないですが、学会に参加予定です。勉強になり、毎年参加していますので、行かない訳にはいきません。

更に、県内の栄養士さんに対する講演もあり、園の保護者に対し食物アレルギーの話をする予定も先日入りました。

対象が異なるということは、話も変える必要があります。対象が医師、栄養士、保護者となると、どれも話の内容が結構変わってきます。構想は練っていますが、どれもスライドを1枚も作っていないので、来月までどうやって準備しようかと思っています。

全国学会は、私が開業医としてどうやって患者さんに食べさせているかという話を求められていると思います。地道に負荷試験をして、完全除去にはしないようにしています。一応、どんな重症者にも負荷試験をして、限界である量を下回る量を摂らせるようにしています。

卵、乳、小麦に関しては、「完全除去」を指示している患者さんはほとんどいないと思います。やはり食物アレルギーは食べることが重要で、少量でも食べることが、治すきっかけになると考えています。

栄養士さんの話の方は、似たような話もしますが、食事指導についても触れなければならず、その辺の準備は用意しなければなりません。

保護者向けの話は、最新情報と当院の取り組みをお話しするつもりです。アトピー性皮膚炎を早期発見し、治療することであわよくば「経皮感作」を防ぎたいと思っている話です。また、発症してしまったものに対しても、少量から食べさせ、治そうとする努力をお話ししようと思っています。

日々の診療も全力を傾けており、患者さんも多く、県内各地から受診していただいております。期待は裏切れませんから。そんな中、休みのはずの水曜午後と週末が埋まっている状況です。

さて、私は無事にこの“危機”を切り抜けられるでしょうか?(汗)。