昨日の午後は、ある小学校に行ってきました。
この春、自分達でエピペンの研修を行って、本物のエピペンを使ってしまったというところです。そこには私が診ている牛乳アレルギーの患者さんが通っています。
その日は、救急車騒動になったそうですので、研修はできないまま終わったでしょうし、職員の間にエピペンなんて使いたくないという風潮が広まってもらったら困ります。
ということで、エピペンについてリセットするつもりで、昨日出掛けてきました。
食物アレルギーは、みながみなアナフィラキシーになるとは限りませんが、エピペンはアナフィラキシーの唯一と言っていいほどの特効薬なので、アナフィラキシーを起こした時に、「打ちたくない」などのネガティブな感情は持っていただきたくはありません。一応、その恐怖心は払拭できたのかなと思っています。
昨日は、せっかくの休みでしたが、講演が入っていましたので、スライド作りがなかなかはかどりません(汗)。それでも、一歩一歩前には進んでいます。
当院の負荷試験の結果を入力していましたが、あらかた済みましたので、そのデータをもとに、計算し直さないといけません。
当院は、卵アレルギーなら卵クッキー、カステラ、卵焼きの順で負荷試験をやっていますが、以前まとめたデータを再集計し、計算し直しています。
気になるのは、負荷試験で症状の出る割合が減っているかどうかです。幸い、どの項目も順調に低下していました。
食物アレルギーは、低年齢ほど治りやすい印象があり、最近では0歳から食べさせていることもあり、順調に減らせることができているようです。
まだ少し時間がかかりそうですが、提出期限も迫ってきていますので、頑張ろうと思っています。大変ではありますが、データも減っており、気分よく進めることができます。