小児科 すこやかアレルギークリニック

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ある意味、提言
2017年08月08日 更新

医療系のドラマがあると、忙しくてもつい観てしまいます。

現在は、昨日もやっていましたが「コードブルー」ですね。ドクターヘリに乗る救急医の姿を描いています。

救急の現場で起きた、判断を誤れば亡くなってしまう重症者を現場もしくはヘリ、救急車の中で緊急処置をしてしまう姿は、私には真似できません。実際、そのようにやっている救急医の先生もいらっしゃるのでしょう。頭が下がる思いです。

一方、開業医は、一瞬のミスが命取りなんてことはまずないので、平和なものです。小児科の場合は、多少熱があっても子ども達は、元気に待合室を走り回っています(笑)。

ただ、症状を次回の受診までに必ず改善させたいという思いは持っています。現在流行中の手足口病やRSウィルス感染症などはウィルス感染なので、全くの他力本願になりますが…。

当院の場合は症状でいうと、湿疹、咳、下痢などが多いでしょうか。湿疹や咳は、他院に通っても良くならないという方が多いようです。であれば、当院にかかっても同じことでしょうか?。

いやいや、多くは当院にかかって速やかに改善しています。何故なら、ちゃんと頭を使っているから。

なかなか良くならない場合をどう考えるか?。診断が間違っているか、治療が間違っているかのいずれかのことが多いようです。

他院の処方を見ると、大抵同じ薬が処方されています。改善していないのに、同じ薬を出し続けるのは、“頭を使っていない”決定的な証拠になりますよね?。

患者さんに対し、治って欲しいという気持ちが著しく欠けると、こういった失礼なことができるようになります。そういう医者は、だいたい威張っており、患者さんが何も言えない雰囲気を醸し出しているようです。

当院の場合ですと、いつも言っているようにぜんそくが“風邪”、アトピー性皮膚炎が“乳児湿疹”などと「誤診」されていることがほとんどです。呆れるのは、当院はまもなく開院10年を迎えますが、他の医者の技術がほとんど変わってしないこと。丸10年もほとんど同じことを繰り返していたります。

10年以上も誤診を繰り返していて、商売が成り立っているのは、医者の世界くらいではないでしょうか?。他の業種ならとっくに潰れているのではと思ってしまいます。不誠実なことをやっていても、それでもなお、患者さんは医者を信じ続け、結局は裏切られることが多いように思います。

となると、患者さんが自分の身を守るためには、医者を見極める目を持つことが大切になってきます。見ていると、医者の多くが良心的ではないように思います。

いい加減なことをやれば、医者への報酬が支払われないようにするとか、成績の悪い医院名を公表すればいいと思います。そうでもしないと、楽をして儲けたい、効率よく稼ぎたいという医者は減らないでしょう。

10年開業医として頑張ってきた、私からの“提言”です。