夏期休暇中で、すみません。
いくら夏休み中だろうが、子どもは具合が悪くなるものです。私が診ている患者さんが具合が悪くなった場合、受診したくても当院が休みだと申し訳なくなります。
中には、当院しか受診したことのない患者さんもいますし、この前の患者さんは、熱が出て他の小児科に行ったら、対応の悪さに驚いたとおっしゃっていました。
多くの小児科医は、自分のやり方に納得いかなければ、よその医者に行けばいいくらいにしか思っていないのかもしれませんが、私はそうは思っていません。特にアレルギーが絡むと、地元では私の代わりはいないと思っています。
責任を持つという意識が薄いんだろうと思います。自分が患者さんの経過をみて、知っているんだから、どうすれば症状を改善させられるかを知っているはずで、そうそう代わりはできないはずだと思っています。
先日、ぜんそくで長らく診ている中学生が、咳がひどいと受診されました。確かに咳をとめどなくしています。夏場って症状が安定するはずなので、何かが起こっているはずです。
吹奏楽部のコンクールがあり、○日まで間に合うようにしてくださいと言われました。期日を指定されると、結構燃えます(笑)。
どうして悪くなっているのか、どうしたら改善できるかを考え、あらゆる手を使って改善させようと考えます。
先日、弟が受診した時に、「お姉ちゃん、大丈夫だった?」と聞きました。お母さんから「おかげさまで無事に参加できました」と聞いて、肩の荷が下りた気がしました。
多分、呼吸器の知識も使いましたし、他の医者ではこうはならなかっただろうと思っています。とりあえず、よかったです!。