もう8月の後半に入ります。
私の子どもの頃は、9月1日から2学期だったのですが、この辺りでは8月最終週には2学期が始まるところが多いようです。となると、夏休みもあと10日少々といったところでしょうか?。
当院では、基本的に何でも負荷試験を行っています。卵、乳、小麦は何とか食べてもらわないと困りますが、ナッツ類、ソバ、甲殻類、魚卵なども負荷試験を行っています。
そう言えば、先週が初診で、昨日アレルギー採血の結果説明で受診された患者さんがいました。ピーナッツは未摂取ということで調べてみたら、何とクラス6でした。
さすがにピーナッツが6だとかなりの確率で症状が出てしまうので、積極的には負荷試験はやっていません。
ただ、クラス6であっても、ごく少量で強い症状を起こすのか、意外にも数粒食べられるのかは、負荷試験が必要です。それを知りたいと親御さんが望むのであれば、負荷試験はやろうと思っています。
今年の夏に、ソバがクラス5のお子さんに負荷試験をしました。これについては、以前触れたと思います。別のお子さんで、カニがクラス5のお子さんに負荷試験を行っています。
カニの足を5本持ってきてもらいましたが、何と食べられています。要は、カニは除去が不要だと判断しています。
この辺は挑戦したいと考える親御さんと、その期待に応えたい当院とのコラボレーションの結果と言えるでしょう。
負荷試験の予約が一杯で数ヶ月と予約が取れないという専門病院もあるでしょうが、当院の場合はそんなことはありません。負荷試験が必要だと思えば、すぐにやってしまっているので、調整は可能のようです。
夏休みも残り少なくなってきましたが、数値が高いからと諦めてはいませんか?。負荷試験はやってみなければ分からない。それが永年こだわってやってきた、私の結論です。
さあ、一歩踏み出してみませんか?。