地道に負荷試験をやっています。
小学生にも行っていますが、最近は低年齢の子が目立ちます。目立ちますって、負荷試験を持ちかけているのは、私の方なのですが…。
数年前までは、1歳になってから負荷試験をと考えていましたが、今では当たり前のように0歳児に対し負荷試験を行っています。
昨日は、小麦アレルギーを疑われた8か月児に対し、うどんで負荷をしました。100gあまりのうどんを持ってきていただきましたが、無事に完食しています。
卵、牛乳、小麦は0歳からと思っています。やはり早く食べさせた方が有利だと思います。早い方が自由度が大きいと感じているのと、除去の期間が長い方が食べにくくするという印象があるからです。
昨日、ピーナッツアレルギーを心配している1歳8か月児にピーナッツの負荷試験をやりました。1歳の子にピーナッツだなんてとお思いでしょうが、砕けば食べさせることは可能です。この子も無事に5粒食べています。
最近はピーナッツバターというものがあるので、低年齢でも口に入る可能性があります。しかも、少しでも食べることに抵抗をなくし、食べられることを分かっていることは、ピーナッツであろうと重要なことだと考えています。
連日のように他院から「除去しなさい」と言われて、困り果てて当院を新規受診される患者さんが多いですが、低年齢であろうと除去はなるべくしないものと考えて、間違いはなさそうです。