いきなりですが、アレルギーに関して診断や治療、指導できない医師が多過ぎます。
いつも言っていますが、ぜんそくを風邪と言って、長引く咳を「兄弟でうつし合っている」なんて訳の分からないことを言っている医者は多いですね。
アトピー性皮膚炎も、いつも言っていることですが“乳児湿疹”と誤診して、適切な治療に持ち込めない小児科医、皮膚科医の多さに10年驚かされ続けています。
今は食物アレルギーは食べて治すべきもので、除去の継続はかえって悪化させるものと思いますが、「除去しなさい」の一言だけ。いかに食べさせるのか?、どうしたら除去せずにいけるのか?を全く考えてもくれません。そんな医者に通う価値すらないのは、明白ですよね。
医療に関しては、医者に丸投げする人は多いのが現状でしょうが、と同時に患者さんを責任を持って良くしたいと考えない医者も多いのです。
そんな有り得ない、無責任なことをし続けても、医者は儲かるのです。搾取されている現実を知るべきでしょう。
先日、3週間も咳が止まらないという患者さんが受診されました。お薬手帳を見れば、キプレスやパルミコートというそれなりの薬が処方されています。親御さんがいうには、もう2年も続けているとか。
2年も治療していて、3週間も咳が止まらないとは、私に言わせれば有り得ない話です。患者さんの症状が安定しているかどうかをその都度見極めながら、経過をみなければいけないのに、多分医者は「やるだけのことはやっている」とあぐらをかいていたのだろうと思います。
これも“搾取”の類いだと思っています。何のために通院するのか?。すぐには治らないアレルギーを良くするためには、緻密さと用心深さが欠かせないのです。非専門医に通い続けるのは、重症な患者さんにはメリットはほとんどないのではないでしょうか?。
そのことをよく知っておいていただきたいと思っています。