小児科 すこやかアレルギークリニック

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2017年09月26日 更新

10月7日に「すこやか健康フェア」が迫ってきました。

今回、初めて皮膚科の先生をお呼びすることになり、ワクワクしています。これまでは食物アレルギーをご専門とする小児科医だったのです。

食物アレルギーと言えば、「除去」ではなく「いかに食べさせるか」が重要です。食物アレルギーの管理は、食物負荷試験が重要なのは明白であり、どんな話をされるかは予想はついた訳です。

今回は、皮膚科の先生であり、きっと読めない部分もあるでしょうから、非常に勉強になると思っています。

馬場先生のお話では、かなり画像も多いそうで、見応えのある講演会になりそうです。多分、1時間半みっちりとなると思います。

昨年の講師である成育医療研究センターの大矢先生は、アトピー性皮膚炎の湿疹から経皮感作を受けて食物アレルギーを発症するというお話をして下さいました。アトピー性皮膚炎の画像はあまりありませんでした。

それ以前は、アトピー性皮膚炎の管理について、食物アレルギーとの関係性が強く言われていなかったこともあり、アトピー性皮膚炎の話はほとんどありませんでした。ですから、アトピー性皮膚炎に特化したお話を聞けるのは初めてということになろうかと思います。

馬場先生の講演に先立ち、私の方からなぜアトピー性皮膚炎の話なのかをご説明しようと思っています。6月に公表された卵アレルギー発症予防の提言について説明し、アトピー性皮膚炎の早期発見・早期治療の重要性をお話ししようと思っています。

講演が終わったら、私の締めの挨拶をしないといけませんが、食物アレルギーでお困りの参加者もいらっしゃると思いますので、食物アレルギーの現在の潮流を話そうと思っています。せっかくの馬場先生の素晴らしいお話の余韻を壊さないよう、手短かに話すつもりですが、どんな話をしようか考えているところです。

往々にしてあれもこれもとなりがちなので、これから練っていこうと思っています。