当院は、ぜんそくの患者さんも多く診ています。
この最近の寒暖差で、調子を崩している患者さんは少なくありません。例年みていると、8月下旬から調子を崩す患者さんが見受けられます。
10月に入りましたが、徐々に増えてきており、今がピークなんじゃないかと思うくらいです。夜なんか、結構寒いですものね。
当院では、ぜんそくとキチンと診断しているので、咳が増えてきたら、親御さんも不安になって早めに受診してくださることが多いようです。それが、当院の患者さんに点滴がない一つの理由かと考えています。いわゆる患者教育ってヤツでしょうか。
専門医でないと、“風邪”とか“気管支炎”なんて言われていますから、早期に対応を阻んでいる訳です。
当院の場合、一年を通してではありますが、特にこの時期は「他院に通っても、咳が止まらない」と当院に逃げてこられるお子さんが目立ちます。
ハッキリ言えば、無責任でテキトーにやっている医者って多いんですね。効かない“風邪薬”を延々と処方しても、儲かるシステムに問題があるのでしょうが、そういうシステムに甘える医者の方がもっと悪いと断言できます。
そういう医者は全国にかなりいて、無駄な医療費が支払われ、国の財政を圧迫しています。逆に言い方をすれば、甘い汁を吸い続けている「悪代官」的な医者が全国各地にいるということでしょう。
こういうところにメスを入れ、ダメ医者を排除すれば、国がいろんな意味で健全になれるのではないでしょうか?。今はテレビをつければ、総選挙一色ですが、誰もそういう政策を打ち出しませんよね?。
そういう党があれば、応援するんですが、難しいでしょうね。全国の医師会が猛反対するのは見えていますから。