土曜日は、めちゃくちゃ大変でした。
現在、土曜の午後はインフルエンザの予防接種の特別枠を設けており、午前中の診療が終わったら「ハイ、おしまい」とはなりません。
13時半からインフルエンザワクチンを打ちまくるという格好です。その前の土曜日は日本小児アレルギー学会があり、休診にしていました。そのしわ寄せといいますか、そういう状況だったのです。
あと、その日の夜は東京に行かなければなりませんでした。久々の医学部の同窓会がありました。卒業してから四半世紀。各々の道を進んでおり、同級生と顔を合わせることができるのです。
同窓会は18時開始ということでした。16時の新幹線に乗れば、間に合いそうです。あとは、予防接種がいつ終わるかということなのですが、16時になっても、17時になっても終わる気配がありません。
結局、終わったのが18時頃でした(涙)。新幹線の関係で、東京駅に着いたのが21時過ぎで、二次会の途中からの合流でした。
疲れ果てて、新幹線に飛び乗り、二次会に参加しましたが、同級生はつい昨日卒業したかのように、私を受け入れてくれました。本当は25年も経っているのに…。
やっぱり同級生はいいですね。6年間一緒に医師を目指し切磋琢磨した仲なので、その絆はそれなりに大きいものがあります。
同窓会へは1次会から参加できたらいいなと思っていました。しかし、予防接種を打てども打てども終わらず、大幅遅刻となってしまいました。何だかんだで300名以上の受診があり、遅くなると幹事さんには連絡を入れていました。
会場に着くと、「お前、300人も診てるんだって」と何人かから言われました。医者には利益優先で、客集めが上手な人がいます。そんな風に捉えられたくはないけれど、私の人間性をそれなりに知っている同級生は、そうは考えてくれはしないんだろうなと信じています。
25年って、意外とあっという間なんですね。