今やっているドラマで「ドクターX」、「コウノドリ」が人気です。
ドクターXの方は、言わずと知れた米倉涼子さんが主演の女医が、封建的な大学病院を斬りまくる内容で、観ているこちらも気分爽快というところを狙っているように思います。
一方、コウノドリも主演は男性ですが、その後輩の松岡茉優さんが奮闘する若い女医という役所で、いいポイントになっていると思います。
外科というと男社会という感じですので、美人女医のインパクトは大きいと思いますが、産科は患者さんも女性ということから、女性が好まれるのだろうと思います。あと、数は少ないでしょうが、女性が泌尿器科にかかる時は、「女性の医師だったらいいのに」と考えるのだろうと思います。
小児科ってどうでしょうか?。ゴツい男性よりは、女性の方がお子さんも怖がらない?。でも、医師の世界って、まだ男社会ってことも多く、小児科であっても圧倒的に男性が多いようです。
以前調べたことがあるのですが、女医さんは自身の結婚、出産がありますし、体力的なこともあってか、外科系や救急救命の現場を選ばない人が多いようです。女医さん自身の人生を考えると、負担が少ない?皮膚科や眼科を選択する比率が高いというデータを見たことがあります。
何やらアレルギーとは関係ない、普通の書き出しです(笑)。
そんなことはありません!。私の力を入れている、アトピー性皮膚炎の早期発見、食物アレルギーの早期対応はとても重要で、多くの医師にもそう対応していただきたいと思っています。
多分、女医だから皮膚を丁寧に診て欲しいと女医さんのやっている皮膚科を受診されるケースは多いようです。少なくとも私の経験したケースでは、ちゃんと対応されているケースはありません。
皮膚科で食物アレルギーを心配してくれるところは、皆無だと思いますし、女医さんのやっている小児科や内科にかかるケースも、これまたまともに対応されていることはないようです。
アレルギーの分野で、私の恩師も含め、立派な女医さんは少なくないですが、患者さんが普段かかる医療現場で「女医さんだから詳しいだろう、丁寧に診てくれるだろう」というのは、ないかな。
ご注意いただきたいと思っています。