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ロス
2017年12月16日 更新

12/29から1/3まで冬期休診、あと1/6は学会のため休診となります。ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。

今年の診療は気づいたら、あと2週間もないんですね。最近、1年が終わるのがあっという間です。

嫌なことをしていると時間が長く感じますが、充実した1年を送れたということなんでしょうかね(笑)。

一昨日、「ドクターX」というドラマが最終回を迎えました。テレビ離れが叫ばれる中、視聴率25%は凄いとしか言いようがありません。

主人公の「私、失敗しないので」という決めゼリフも今回も冴えました。これで第5弾だったでしょか。何度もやっていると、視聴者から飽きられたりすることもあるのでしょうが、毎回平均視聴率も20%越え。ドラマ自体もテレビ局の思惑通り、失敗しませんね。

大学病院内ので主人公のハチャメチャな振る舞いも、結局は患者さんのために、命を救いたい一心で立ち向かい、どんな困難な手術でも乗り越えてしまうという筋書きが分かっていても観てしまいます。

医療は、ドラマになりやすいと言われます。今季は「コウノドリ」という産科を巡るドラマも私も観ていますし、結構人気もあります。

その辺りは、患者さん達は、医師に良心的で、ベストを尽くす姿を求めているのだろうと思います。

実際、「ドクターX」では、主人公は天才外科医として描かれてきましたが、実はあらゆる事態を想定して、準備をして、これまでの全ての手術に望んできたことが明らかになりました。「天才」だけではなく、「努力」も人一倍していたのです。

残念ながら、当院に逃げてこられる患者さんは、ほぼ全てかかりつけ医から“誤診”され、いい加減な治療をされています。こんなデタラメをして利益を上げている医者が多いと思い知らされています。

ドラマを観て、「オレも頑張ろう」と思わされていたのも事実です。ネット上では、「ドクターX」が終わり、“ドクターXロス”と言われていますが、私もちょっとロスです。