小児科 すこやかアレルギークリニック

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こんなことが
2018年01月27日 更新

先日、驚いたことがありました。

地域の開業医って、とんでもないことをやることももあるので、いろんなパターンを目にしてきたため、ちょっとやそっとじゃ驚かないのですが、さすがにひどいなと驚きました。

患者さんは小学生でしたが、吐き気が止まらないのだそうです。そんなこともあるでしょうと考える方もいらっしゃると思います。期間は、かれこれ1年になるのだそうです。

子どもが吐き気がこんな長期間続くなんて、見たことがありません。その間、何をしていたか?。地元のこどもの医院でずっと漢方薬が処方されていたとのこと。

先日、吐き気が強く学校に行っても保健室で休んでいることが多かった患者さんは、1週間後には病院に原因精査のために紹介しています。これは私の診ている患者さんの場合です。

この某医院さんでは、1年間も漢方薬だけを飲ませ続け、精査も何もなかったといいます。しかも、病院に紹介することなく、患者さんの方がようやく「医者を代えなきゃ」と思い立ち、当院へ受診されています。

これはお腹の中で何か起きている可能性が高く、設備の整った病院で精査を行ってもらうべき患者さんです。受診されたその日のうちに、紹介状を書いています。

普段、アレルギーに関して、医者に誤診されて不適切な治療を行われ、患者さんの症状が改善することなく、医者だけ儲かっている現実を繰り返し書いていますが、上越はアレルギーに限りません。開業医は平気でこんなことができてしまうのです。

しかも、この開業医は、患者さんが受診しなくなったのを自分の治療が良かったからだと勘違いしているはずです。自分の治療や対応に自信を持ってしまうのです。

こんなことをして、医師には報酬が支払われる現実を、怖いと感じていただきたいと思っています。