昨日の記事を読んだ方、どう思われたでしょうか?。
某皮膚科医が、アトピー性皮膚炎を“乳児湿疹”と誤診し、まもともな治療もできていない状況で、患者さんが当院へ逃げてこられました。普段は、その後当院で治療を続け、その皮膚科には行かないため、自分が誤診して、患者さんのためにならないことをしていたことにも気付かない訳です。
他の皮膚科への紹介状を持ってきたため、治療前後1週間のビフォーアフターの画像を添えて、アトピー性皮膚炎と診断すべきこと、プロアクティブ療法をすること、TARCを指標にするといいこと、「掲示感作」を防ぎ、食物アレルギーを予防し得ることなどを書きました。
その皮膚科医にとって、目からウロコな話も多かったはずです。地元では、いくら皮膚科医とは言え、当院が専門的にこだわって先進的な診療を知っているのはご存知なはずです。ところが紹介が1件たりとてないのは、当院のやっていることを知らないのかもしれないと思っていました。
ところが、その皮膚科医は紹介状の返事を受け取っていながら、いまだに誤診と過少治療を繰り返し、当院へ紹介することもなく患者さんが疲弊し、ウワサを聞いて当院へ逃げてくるということを繰り返しています。
私からすれば、「ひどい医者だな」と思うのですが、一般の方の目にはどう映ったのでしょうか?。
開業医は、来た患者をみて、薬を処方するだけで利益が上がるシステムになっています。どんなに誤診をして、患者さんに不利益を与えようがです。多くの医者がそういうことに勤しんでいます。患者さんに誠実である必要はないのです。これは「適切ではないが、違法ではない」ということになります。
昨日、こんなネットニュースを見かけました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180129-00010001-yomidr-sctch&p=1
群馬大の外科医は、あれだけ世間を騒がせても、行政処分されないのだそうです。人を死なせておいて、ペナルティーがほとんどないのですから、この皮膚科医の行為は日常茶飯事のことで、悪意の度合いが低いと世間では判断されるのでしょうか?。
医者がやりたい放題で、患者さんを裏切り、寄り添おうともしてない現実を知っておいていただけますと幸いです。