当院は、水曜午後は休診です。
その水曜午後を有効利用しようと、そこに食物アレルギーの講演を入れるようにしていたら、かなり予定が埋まるようになりました。
今は、全国各地で食物アレルギーの講習が繰り広げられていると思います。きっかけは、何と言っても東京調布市の誤食、死亡事故でしょう。平成24年12月のことでした。
当院が、園や学校を個別に訪れ、食物アレルギーの講演を行うようになったのが、平成23年からです。以前から招かれての講演はやっていましたが、個別にこちらから出掛けていくのは、この時からです。もう6年目なんですね。
自分で言うのも何ですが、時代を先読みしていたのかもしれません。いまだに多くの依頼をいただき、予定を合わせて伺うようにしています。
最近のトレンドは、書きましたっけ?。講演の際に、祖父母も参加していただくことだと思っています。
地元にご実家があれば、祖父母にお子さんを預けることもあろうかと思います。当然、勘違いなどで誤食事故は起き得ます。
祖父母は、ご両親よりは食物アレルギーについて十分把握していないことが多いでしょうし、いざという時の対処を親御さんから直接聞くというのも大事で、一般的でしょうが、主治医から聞いておくことも理解を増すことでしょう。
先週の講演では、祖父と両方の祖母が参加されたようですし、今週は母の妹さんも参加されています。こういう気持ちはとても尊いものだと考えます。
これは広めていきたいと思っています。