土曜日は焦りました。
土曜は、講演の予定がありました。診療が終わって、クルマを飛ばし気味で行けば、14時半には間に合うだろうと、講演開始を14時半にしていただいていました。
この時期は、食物アレルギーの診断書の記載を求められることも多く、手間も時間もかかります。中には1年に1回しかかからない患者さんもおり、その1年間をどう過ごしていたのか聞かなくてはなりません。
アレルギー採血を1年ぶりにやることもありますし、進んでいなかった負荷試験の話をまたやることになります。専門医の場合は、「卵アレルギーだったね。今年も完全除去で書いておきます」なんてことにはならないのです。
そんな感じで話していると、あっという間に時間は経ってしまいます。そんな患者さんは結構いるので、時間はかかってしまうのです。
13時には医院を出発したいと思っていても、診療が終わらないことには出掛けられません。結局、医院を出たのは13時をまわっていました。クルマの中で昼ご飯のパンでもかじっていきながらと思ったのですが、コンビニに寄る時間もなさそうです。
慌てて高速に乗り、講演先の幼稚園に到着したのは、14時半前でした。昼ご飯なしで講演に突入です(汗)。
予定の1時間半を経ちっぱなしでしゃべり続け、かなり質問が出ましたので、それにも答えていたら、夕方になってしまいました。
今回の講演は、私が主治医という訳ではないのですが、この春に重症な食物アレルギーの患者さんが入園するにあたり、誤食時の対応を学んでおきたいということで依頼がありました。
そういうのって大歓迎です。私は主治医でないから引き受けないということはありません。食物アレルギーの子どものために対応を学びたいということであれば、県内どこへでも伺うつもりです。デリバリーってやつですかね(笑)。
意外と気にされるのは、講演料。こちらから金額を指定したことはありませんし、少ないから行かないということもありません。学びたいという人のために、ご協力できればと考えています。
県内で誰ひとりやっていないようなデリバリーサービスですが、ご利用いただけたらと思っています。