当院は、食物アレルギーに力を入れた診療を開院した11年前から行ってきました。

県内各地、場合によっては県外からも受診してくださる患者さんもいらっしゃり、今後も自分の腕を磨き、そういった患者さんの期待に応えていきたいと考えています。

当院が開院させていただいたのが平成19年でしたが、1周年を迎える平成20年8月に、日本の第一人者をお呼びし、食物アレルギーの啓発につながるようなイベントを開催しなければと思い立ったのが、「すこやか健康フェア」の始まりです。

このイベントは、新潟県の啓発が目的であり、こだわった診療と同時並行で行ってきました。これでもう11回目を数えます。

これまでは食物アレルギーの日本の第一人者の先生をお招きしており、小児科の先生による、子どもの食物アレルギーについての話題が中心でした。昨年は、「経皮感作」が重要と考えており、初めて皮膚科の先生をお招きいたしました。

今年は、中高生から成人にかけての食物アレルギーにスポットを当てたいと考えており、成人の食物アレルギーでご活躍中の島根大皮膚科の千貫祐子先生からお話しいただこうと計画を立てていました。

千貫先生は、小児もこだわって診療されているそうで、小児から大人について幅広く食物アレルギーの予防法や対処法、最新情報をご披露していただこうと考えております。チラシを添付しますので、詳細はご確認ください。

成人の食物アレルギーの患者さんにも聞いていただきたい内容ですが、お困りの患者さんに対し、どう告知していいのか正直よく分かりません。告知に何かよい方法があれば、アドバイスをいただけますと幸いです。ホームページ下のお問い合わせの部分からメールを送れるようになっています。

もちろん、小児についても関心のある方に１人でも多く聞いていただきたいと思っております。日々の診療のほか、学会発表、講演活動で少々忙しいですが、「すこやか健康フェア」の告知についても、頑張っていこうと思っています。よろしくお願いいたします。