小児科 すこやかアレルギークリニック

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牛乳アレルギー
2018年10月01日 更新

アレルギーは、慢性疾患です。

医学が進歩した現代においても、治りづらい、克服し難い病気です。食物アレルギーは増加しており、留まるところを知りません。

それに対応するには、早期発見・早期治療しかないと考えています。それを教えてくれたのは、昨年6月に公表された「鶏卵アレルギー発症予防に関する提言」でしょう。

何度もこの場で触れていますが、アトピー性皮膚炎を早期に見つけ、徹底的に治療し、と同時に生後6か月から少量の卵を食べさせています。それくらいしなければ、食物アレルギーは減らせないということです。

この提言を守っている医師は、どれくらいいるのでしょうか?。当院の0歳時からの治療の経験では、卵、乳、小麦という3大アレルゲンは、どれも早期に食べさせていけば、ほとんど治ると感じています。

別に0歳に限らなくても、卵と小麦は食べさせていけば治りやすいという印象を持っていますが、乳は一部難しい患者さんもいるのも確かだろうと思います。

0歳児でも、治りづらいのは牛乳アレルギーではないかと思っています。先日、こんなことがありました。

0歳児で、ミルクを飲んでアレルギー症状をきたした赤ちゃんが、前医を訪れた際、ミルクアレルギーと診断され、完全除去を指導されていました。当院に鞍替えされ、負荷試験を行うことになりました。

50ml飲んだら、じんましん等が出たのが、約1か月前だったということで、50mlくらいは飲めるはずと思っていました。5mlから開始し、次は15ml負荷したのですが、早速、発赤と軽い咳が出てしまいました。

もしかしたら1か月ほどの除去で、より摂れなくなってしまったのかもしれません。牛乳アレルギー、恐るべしです。