当院では、加工品を負荷試験によく用いています。
理由はいくつかあります。ガイドラインで推奨している卵の1/16とか1/32などは測定が大変なこと。だったら卵クッキーを数枚食べさせた方が簡単だし、しかも美味しいと思っています。1歳なりたての頃に無理して卵焼きなどを食べさせなくてもよいと考えています。
小腹が減った時に、数枚食べさせれば、おやつになります。おやつになり、更に治療にもなるのは、まさに美味しい話だと思います。
あと、卵クッキーは小麦と抱き合わせで焼かれています。卵単独で食べさせるよりも、症状が起こしにくいとされます。
もちろん小麦アレルギーがあると使えません。小麦アレルギーがあったとしても、治してから行っています。
卵アレルギーに比べれば、小麦アレルギーは頻度が少ないし、小麦がクラス2くらいの患者さんには、うどんで負荷試験を行っています。積極的に食べさせればどんどん治っていきます。ですから、卵クッキーは多くのケースで使えてしまうのです。
もし卵クッキーを食べられれば、当院では3枚食べさせていますが、3枚を日常的に食べていただきます。他の加工品も、同等の卵成分を含むものなら、食べていただいています。
こうやって少量の卵成分を頻繁に摂らせ、卵に慣れていただき、卵アレルギーを克服する努力をしています。


