今週末に全国学会があります。
そのスライド提出の締め切りが昨日でした。一応提出させていただきました。
今回の発表は、家族にアレルギーがあり、本人もアレルギーを発症しやすいであろう状態の患者さんを対象としたものでした。受診された患者さんの経過を追ったら、どうなかったかという話です。
当院では、早期発見・早期治療を心掛けており、本来アレルギーを発症するであろう運命を変えることができるかという話ですので、ご興味はあろうかと思います。
食物アレルギーがどうなったか?。詳細に今日話つもりはありませんが、ちょっとだけ(笑)。
全体の一部の患者さんは、経皮感作を受けてしまいました。きっと予防できた方もいると思いますが、100%は予防できなかったのです。残念とお思いでしょうが、食物アレルギーの場合はリカバリーできます。
つまり、食べさせて慣れさせていくのです。すでに卵の値が上がっていますので、負荷試験が必要です。早いと生後6、7ヶ月から実施しています。
症状が出たのは、1名のみ。他に卵白がクラス0だったお子さんが、自宅で卵黄をあげたら、しばらくして吐いたという事例もありました。その2名のみでした。現在、その二人も卵の加工品は食べさせていますし、私の経験上、治ると思っています。
つまり、ハイリスクな患者さんにおいて、卵アレルギーは100%抑えたと言っても過言ではないと考えています。
これはたまたまではありません。起きるべくして、起きたということです。まだ多くの患者さんがこのような恩恵に預かれないでしょうが、当院では実践しているのです。


