昨日、生後7ヶ月の赤ちゃんに少し卵白を絡みつかせた卵黄の負荷試験をやりました。
世の中、まだ生後7ヶ月では負荷試験をやっていないドクターが多いだろうと思っていますが、6ヶ月以降から食べさせていくべきと学会が推奨しています。
結果は、残念ながら陽性でした。卵白はクラス3でしたが、症状が誘発されてしまいました。
これから何が言えるのか?。アトピー性皮膚炎の湿疹から経皮感作を受けて、卵白が陽性化していました。陽性化してしまえば、一部の患者さんかとは思いますが、症状が誘発されてしまうのです。
症状を誘発される確率を減らすには、経皮感作を減らすしかありません。この分野では、成育医療研究センターが他を圧倒する研究をされています。やはり目のつけどころが違います。
その成育の報告の中で、以下のようなものがあります。3歳の時点での食物アレルギーのリスクは、生後1から2ヶ月の時点での湿疹の存在なのだそうです。生後3から4ヶ月の時点よりもリスクは高いのだそうです。
そう考えると、赤ちゃんが生まれてホッとするのもつかの間、とにかく“湿疹”が出たら注意するしかないですよね?。
にも関わらず、この現実を多くの親御さんが知りません。多くの小児科医、産科医が食物アレルギーに無関心だからです。食物アレルギーを発症して困るのは、患者さん。医師は除去と言っていれば、それで済む訳です。
もっと多くの赤ちゃんを産む世代のお母さん達が、知っておかなければならないことだと思っています。


