少し前のことですが、私がアレルギーで診ている幼児の患者さんの頬に異変を感じました。
頬が化膿して、直径2、3センチくらいに大きく腫れているのです。聞けば、皮膚科に通っているとのこと。
普通は、この手の病気は皮膚科に任せることが多く、皮膚科に行っているならばと、ここで話が終わることが多いのです。
ちょっと気になったので、聞いてみると、経過も数ヶ月と長く、「果たして適切なことがやられているんだろうか?」という思いが強くなってきました。聞けば、皮膚科の先生自身が治療法の選択に迷い、全身麻酔をして取るべきかどか決めあぐねているようです。
最近、すこやか健康フェアでは皮膚科の先生に講演をお願いすることが多く、皮膚科の先生の知り合いも増えてきました。私の中のお節介に虫が騒ぎ出しました。
日本の第一人者の先生に患者さんの頬の画像を送り、アドバイスをいただこうと考えました。よく考えると、非常にお忙しいのに、ちょっと迷惑な話かもしれませんが、相談してしまいました(汗)。
聞けば、膿を材料に培養し、効く抗生剤をしっかり使い、膿を絞り出すのだそうです。患部は、それだけではキレイサッパリとはならないため、然るべきのちにオペでキレイにするのだそうです。そもそも腫れたままの状態で手術しても、キレイに治らないのだそうです。
私が診た時点では、患部は膿んで腫れていましたが、抗生剤はだいぶ前に使い、その後は放置で、様子を見ているだけでした。ちなみに、大きな病院の皮膚科で診てもらっていました。
「うーん、言っていることがだいぶ違うぞ」って感じです。幼児で、しかもお子さんの顔になるべく傷を残さないベストな治療を選択する必要がありそうです。
一般的には現実的ではないのですが、日本の第一人者の先生に一度診てもらっては?と提案しました。親御さんも最初は迷いつつも、遠出にはなりますが、診てもらう決意がついたようです。
そう考えると、新潟の小児皮膚科の分野は大丈夫かと不安になります。今後も気になれば、お節介の虫を発動したいと思っています。


