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2019年12月31日 更新

今日はもう大晦日。

何か1年があっという間です。1年が充実していたから?。どうなんでしょう。それなりには充実していたのかな?(笑)。

先日、鎌倉に行ってきました。鎌倉大仏は有名ですが、これまで行く機会がなく、私にとっては未知の領域でした。

年末年始の渋滞を避けようと、夜間に車を走らせたのですが、関東の道路は詳しくないので、カーナビの誘導を頼りにします。車の搭載した古いカーナビの誘導に沿っていくと、関越道の終点練馬インターまで行き、環八でしょうか、一般道を通って、また高速に乗り、横浜経由で鎌倉行きを誘導してくれました。

行く前にパソコンで調べたルートとちょっと違うと思いつつも、カーナビに頼るしかありません。行きは夜だったのでよかったものの、帰りは日中なので、都心を経由すると家に帰るのはいつになることやら…。

ということで、帰りはパソコンで調べたルートを思い起こしながら進むことにしました。最寄りは藤沢インターで、そこから八王子経由で圏央道を進むルートでした。

さすがは関東。実は鎌倉から割と近い藤沢インターから高速を降りることなく、1本道で新潟まで帰れたのでした。

関東の道路は年々便利になっており、私のカーナビのデータが4、5年前のものだったため、載っていなかったのでした。これでは時間もガソリン代も無駄にしてしまいました。

ちなみに、私のカーナビのデータは有償で最新のものに更新できます。最新データにバージョンアップしていれば、時間を無駄にしなくてよかったのですね。

結局、医療も新たな情報が入手できるように網を張っていないと、患者さんに古いものを提供することになってしまいます。医師もそれに気づきません。

「最新のポルシェが最良のポルシェ」という言葉があります。ドイツの精密機械というか、高級スポーツカーであるポルシェは、顧客のためにより良いものを作り上げてきたため、最新モデルは常に従来のモデルを超える存在でした。

医療もそんなようなところがあると思います。医師はアンテナを張って最新情報を取り入れる必要があります。医師はどんな古びれた治療をしようが、満額の報酬を手にすることができます。医者も自分のやり慣れた方法の方が助かるのだろうと思います。

これでは、医療が混乱してしまいます。最新治療と旧態依然の治療が混在し、患者さんは何を信じたら良いか分からなくなります。

医療にしても、生活にしても、“最新情報”を仕入れる努力はしていた方が良いのだろうと考えています。