人間ドックの一環として胃カメラを受けてきました。
鼻からだとホントに痛くないですね〜。ほとんど苦痛なく受けることができました。というか、評判のいい内科医に託した格好です。
日頃から、医師によって提供される医療内容が大きく異なることを告白しているつもりです。日々努力している医師とそうでない医師の間には、信じられない程の差があるのです。
胃カメラだって、医師によって上手い、下手があるし、やり慣れている、慣れていないはありますから、評判のいい医師のところを選択するのは当然ですよね?。
胃カメラですから、手技中に食道から十二指腸にかけて“証拠写真”を撮り続けていました。
先日もネットニュースで、内科医が肺がんを見逃し、提訴されたことが報道されていました。肺がん検診での出来事ですが、検診時に撮ったレントゲン写真という“証拠”がある訳です。
今回の胃カメラでも、胃の内部の画像を記録しており、医師はその画像に基づいてがんも含めた異常があるかどうかを判断するし、そう判断した“証拠”を残す訳です。
医師は、その証拠に対し、責任を持たねばなりません。もちろん、疑わしい部分があれば、内視鏡的に生検をして、がんかどうかを精査する必要があります。ある意味、証拠があるので、安心です。
普段から私は、ぜんそくは“風邪”、アトピー性皮膚炎は“乳児湿疹”と誤診されていることが多いと繰り返しています。
今回の胃カメラと照らし合わせてみてみると、何ら“証拠”が残っていません。医師のカルテにはせいぜい咳が出ており、風邪と診断したとか、赤ちゃんに湿疹があり、乳児湿疹と診断したと書かれているだけでしょう。
診察室という医師と患者さんしかいない密室で医療は行われており、医師の言ったこと、判断したことが100%そのまま結論になってしまう状況です。しかも、その判断根拠の“証拠”もないのです。
これでは誤診は減らないし、医師は専門医はどう診断するかという答え合わせもできないため、変な言い方になりますが、誤診する医師は誤診を繰り返すことになります。そこがアレルギーには、誤診が多い理由だと考えています。
繰り返しになりますが、胃カメラの画像、レントゲン写真という“証拠”があれば、見逃せば、他の医師からミスを指摘される緊張感があります。その点、アレルギー診療には緊張感が持てないことが、適切な診療が広まらない要因になっているのではないかと考えています。


