先日、負荷試験をやった時の食材です。
頻度的には卵や乳が多いのですが、エビやカニ、ヤマイモもシロクロつけるためには、食物負荷試験が欠かせません。
食べたことはないけれど、アレルギー採血の結果が高かったとか、食べてアレルギーが起きたようだなどの時に負荷試験が必要になります。
これらは、大人のアレルゲンでもあり、ついつい除去されがちです。負荷試験をなされないこともあろうかと思います。いやいや、そうではありません。食べられるかどうか、判断する必要はあります。
ちなみに、エビは途中で食べなくなってしまい、続行できませんでした。まあ、ずっと除去してきたものを食べるのは、怖いのでしょう。少なくとも食べられるとの確証が持てないので、除去継続となりました。
カニは、足を5本持ってきていただきましたが、無事に完食しています。ヤマイモは食べると、のどが痒くなるという訴えでした。実際、負荷してみると、やはりのどが痒いと言います。アレルギー採血も陽性だったため、負荷試験は陽性と判断しています。
甲殻類や軟体類、ピーナッツやナッツ類、ソバは負荷試験をやるものではないと思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。ひとつひとつ丁寧に負荷試験を行い、食べられるものは食べさせていくものです。