昨日、エビ、カニ、イカ、タコ、貝類が高値の患者さんの話をしました。
特にエビとカニはクラス5。負荷試験で特に症状も出ず、ずっと除去してきましたが、食べられることが分かりました。
こういう“成功体験”があると、エビやカニの数値が高かろうと、「食べられるんじゃないか〜」と思ってしまいます。
少し前に魚介類の数値が軒並み高い患者さんが受診されました。エビ、カニ、イカ、タコ、貝類は昨日の患者さんよりも高いくらいです。
もう負荷試験をやるしかありません。まずタコから始めました。タコもクラス5とかなり高い値を示しています。結果は、何と陰性。問題なく食べられています。
「やっぱりね」と味を占めて、イカ、貝類などの負荷試験に進みますが、「あれっ」という感じです。「喉がかゆい」と言ってしまうのです。
エビ、カニも試しましたが、やはりどれも「喉がかゆい」と言ってしまい、負荷試験は途中で中止せざるを得ませんでした。
エビやカニは、派手な症状が出ると思っている方も多いかもしれませんが、「喉がかゆい」と訴えることは時々あります。症状が出るので、基本は除去せざるを得ません。
まあ、負荷試験は成功することもあれば、失敗することもあります。これに懲りずに、また挑戦していきたいと考えています。